浜町公園で大江戸祭り、藤山進ら盆ダンス、東根市提携25年踊りも

【銀座新聞ニュース=2016年8月23日】中央区は8月26日と27日の2日間、浜町公園(中央区日本橋浜町2-59)で「第27回中央区大江戸まつり盆おどり大会」(大江戸まつり実行委員会、03-3546-5686)を開く。

8月26日と27日の2日間、浜町公園で開かれる「第27回中央区大江戸まつり盆おどり大会」。画像は過去の盆踊り風景。

8月26日と27日の2日間、浜町公園で開かれる「第27回中央区大江戸まつり盆おどり大会」。画像は過去の盆踊り風景。

大 江戸まつりは中央区恒例の夏の盆踊り大会で、2016年で275回目を迎え、甘酒横丁から浜町公園まで練り歩くオープニングパレードをはじめ、会場となる 浜町公園では2日間にわたり、「名物市コーナー」、「友好・交流都市コーナー」、「大江戸縁日コーナー」などが設置される。「名物市コーナー」には「べっ たら市」、「歳の市」、「せともの市」の出店が並ぶ。

また、民謡歌手の藤山進(ふじやま・すすむ)さんらによる「日本の音頭」、江戸消防記念会の「木やり」や「まといふり」なども披露される。

「友 好・交流都市コーナー」には山形県東根市、山梨県富士河口湖町、岡山県玉野市、東京都西多摩郡桧原村(ひのはらむら)、福島県石川町が物産品を販売する。 また、2016年は山形県東根市との友好都市提携25周年になり、これを記念して、27日に東根市民団体チーム「楽」が「よさこい踊り」を披露する。

「アンテナショップコーナー」には北海道、青森県、山形県、新潟県、群馬県、石川県が出店する。

「大江戸縁日コーナー」は日本橋地区委員会など中央区の団体がかき氷、焼きそばなどを販売する。

8 月26日初日は17時30分頃から甘酒横丁から浜町公園まで練り歩くオープニングパレードがスタートする。「浜町囃子山車(はまちょうはやしだし)」を先 頭に、浴衣姿の日本橋中学校女子生徒による横断幕、江戸消防記念会の「木やり」、日本橋、有馬、久松小学校の子どもみこしと風船、中央区民踊連盟の踊りと 連なる。

26日16時から公園内のやぐら舞台で「日本の音頭」が開かれ、民謡歌手の藤山進さん、志摩ゆり子(しま・ゆりこ)さん、「浜町音 頭保存会」(中央区日本橋浜町2-49-7、03-3669-0368)会長の福田昭三(ふくだ・しょうぞう)さんらが参加する。続いて中央区民参加によ る演芸で、錦正流大正琴(きんしょうりゅうたいしょうこと)、月島音頭、小伝馬町音頭が披露される。

18時から江戸消防記念会の「まといふ り」と「はしごのり」があり、18時45分から「盆おどり大会」が始まる。藤山進さん、志摩ゆり子さん、福田昭三さんらが中央区オリジナルの「これがお江 戸の盆ダンス」(荒木=あらき=とよひささん作詞、市川昭介=いちかわ・しょうすけ=さん作曲、丸山雅仁=まるやま・まさひと=さん編曲)など12曲を 唄って、やぐらの回りを中央区民踊連盟や町会、企業のおどりチームが踊り、その回りに一般市民らが参加し、21時ころまで盆おどりが行われる。

8 月26日は15時30分から「中央区民参加演芸」とし、子ども盆おどりタイム、日本橋ゴールドウイング、日本橋中学校吹奏楽部、八丁堀音頭が演技を披露す る。17時から「中央区伝統芸能」として、佃島の盆踊、浜町囃子、浜町音頭を紹介する。17時45分から東根市民団体 チーム「楽」がよさこい踊りを披露する。18時5分から「盆おどり大会」がスタートし、浜町囃子などが「これがお江戸の盆ダンス」などを唄い、21時まで 行われ、最後に中央区太鼓連盟による締め太鼓が演奏される。

中央区では2日間で8万人の参加を見込んでいる。また、2日間、浜町公園の近辺は交通規制が敷かれる。ドローンの運航も禁止される。