丸善丸の内で青山邦彦「のりものいっぱい」原画展

【銀座新聞ニュース=2024年4月19日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は4月19日から5月9日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで青山邦彦さんによる「のりものいっぱい ワクワクりょこう りく・うみ・そら」の原画展を開く。

丸善・丸の内本店で4月19日から5月9日まで開かれる青山邦彦さんの「のりものいっぱい ワクワクりょこう りく・うみ・そら」の原画展に出品される表紙。

絵本作家の青山邦彦さんが2月16日に絵本「のりものいっぱい ワクワクりょこう りく・うみ・そら」(金の星社、税込1650円)を刊行したのを記念して原画展を開く。

「のりものいっぱい ワクワクりょこう りく・うみ・そら」はシュンとアンナの兄妹は初めて二人だけでいなかの祖父母の家へ。町中で空港で飛行機の下で田畑や漁港で、二人はたくさんの乗り物を見る。子どもが好きな乗り物が活躍する場面を細密イラストで描く驚きのパノラマ絵本。

青山邦彦さんは1965年東京都生まれ、早稲田大学理工学部建築学科を卒業、同大学大学院修士課程を修了、4年間、建築設計事務所に勤務、1995年に独立し、「ピエロのまち」で講談社絵本新人賞佳作、2002年にボローニャ国際絵本原画展ノンフィクション部門で入選、第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)に出展した。

2016年に「大坂城 絵で見る日本の城づくり」(講談社)で第48回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した。主な作品に2003年に「ドワーフじいさんのいえづくり」、2006年に「おおきなやかたのものがたり」、2007年に「いたずらゴブリンのしろ」や「むしのおんがくがっこう」、2009年に「クモおばさんのおうちやさん」や「たのしいたてもの」、2010年に「てんぐのきのかくれが」、2015年に「おうちにかえろう」や「江戸の妖怪一座」、2016年に「航空会社図鑑」、2022年に「のぞいてごらん おとぎのせかい」などがある。

開場時間は9時から21時まで(最終日は20時)。