ガレリアで北洞広暁「唇」展、複数は大衆的、1つは官能的?

【銀座新聞ニュース=2012年1月21日】ガレリア・グラフィカ(中央区銀座6-13-4、銀座S2ビル1階、03-5550-1335)は1月23日から1月28日まで1階「ビス(bis)」で北洞広暁さんによる個展「ミスターリップス」を開催する。

名古屋芸術大学に在籍中の北洞広暁(きたほら・ひろあき)さんが「ミスターリップス」と題して、主に2010年から2011年に制作した「唇」の絵などの作品を展示する。

北洞広暁さんは「ひとつの唇はどこか官能的である一方、複数の唇は社会の中の『大衆』といった印象」を与えると見ており、「個人から大衆へ、あるいは大衆から個人へ私たちはたえず変化しているように思います」という、多くの唇やひとつの唇を描いた作品などを展示する。

北洞広暁さんは1987年愛知県生まれ、現在、名古屋芸術大学美術科科目等履修生課程在学中で、2010年にフランスの「ル サロン(Le Salon)2010」で入選している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。