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【銀座新聞ニュース=2012年11月13日】ブルガリ ジャパン(中央区銀座2-7-12、ブルガリ銀座タワー、03-6362-0111)は11月10日から12月30日まで「イタリア至高の輝き展」を開催している。
ブルガリ ジャパンの銀座タワーで11月9日に開催されたオープニングセレモニーに出演した、8億円のネックレスをまとった米倉涼子（よねくら・りょうこ）さんとブルガリ・グループCEOのマイケル・バーク（Michael Burke）さん。
ブルガリ（BVLGARI）銀座タワーが開業5周年を迎えたのを記念して、4階の普段は公開していないローマの本店を思わせる特別エリア「サローネ コンドッティ」と8階の「ブルガリ ホテルズ＆リゾーツ・東京レストラン」のプライベートラウンジで、イギリスの女優、エリザベス・テイラー（D.Elizabeth Taylor、1932-2011）の宝飾品の個人コレクションや、ブルガリ128年の歴史の中で培ったアーカイブ約90点を展示している。
4階ではエリザベス・テイラーの愛用した宝飾品のコレクション8点を展示している。8階ではブルガリのローマ本社に収蔵されているアーカイブから、古代ギリシャ・ローマ文化の雰囲気が反映された「セルぺンティ（Serpenti）」（ヘビ）や、古代のコインを載せた「モネーテ（Monete）」など歴代宝飾品79点を展示している。また、光のインスタレーション作家の松尾高弘（まつお・たかひろ）さんが演出し、各時代の特徴をたどれるように工夫されている。
ウイキペディアなどによると、エリザベス・テイラーは1932年2月27日イギリス・ロンドン・ハムステッド地区生まれ、両親がいずれもアメリカ人で、父親が美術商、母親が元舞台女優（結婚時に引退）だった。7歳のときに戦渦を避けるため、一家でアメリカへ移住、12歳で映画デビューし、「名犬ラッシー 家路」でMGMと7年契約を結び、「緑園の天使」や「若草物語」などで少女スターとして活躍した。
1950年代に「花嫁の父」や「陽のあたる場所」などで大人の役を演じ、「黒騎士」や「雨の朝巴里に死す」などでスター女優の地位を確立し、「愛情の花咲く樹」や「熱いトタン屋根の猫」、「去年の夏 突然に」でアカデミー主演女優賞候補となり、1960年に「バタフィールド8」でアカデミー主演女優賞を受賞した。「クレオパトラ」で史上初の100万ドルの出演料で話題になり、1966年に「バージニア・ウルフなんかこわくない」で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞している。
1980年以降はブロードウェイの舞台や、テレビドラマに出演、「パッション」や「ホワイト・ダイヤモンズ」という香水も発売、宝石好きで知られ、ジュエリーのデザインを手がけるビジネスにも進出している。8度の結婚と7回の離婚を経験した。最初はヒルトン姉妹の祖父の兄にあたるコンラッド・ヒルトン・ジュニア（Conrad N.Hilton.Jr、1926-1969）。2度目が俳優マイケル・ワイルディング（Michael Wilding、1912-1973)。
3度目はプロデューサーのマイク・トッド（Michael Todd、1909–1958）で死別し、4度目が歌手のエディ・フィッシャー（Edwin J.Fisher、1923-2010）、リチャード・バートン（Richard Burton、1925-1984）とは1974年の離婚を挟んで2度結婚、政治家のジョン・ウォーナー（John W.Warner、1926年生まれ）さん、工事現場作業員ラリー・フォーテンスキー（Larry Fortensky、1952年生まれ）さんと結婚し、1996年に離婚、晩年は独身で、4人の子どもと9人の孫がいる。2011年3月23日に6週間前からうっ血性心不全のため入院していたロサンゼルス市内の病院で死去した、。
ブルガリはギリシャ人のソティリオ・ブルガリ（Sotirio Bulgari、ギリシャ語表記=Sotirio Voulgaris=、1832-1932）がイタリアに移住し、1884年にイタリア・ローマに創業した高級宝飾品店で、企業名は創業者のギリシャ語表記と、古代アルファベットの表記法により「U」を「V」にしている。
1977年から腕時計の生産もはじめ、2000年代以降は香水やメガネフレーム、レザーアイテム（ハンドバッグや財布）なども扱い、リゾート・ホテルも経営している。1970年代にアメリカ・ニューヨークに海外1号店を出店し、1993年に最初の香水「オ・パフメ」（現「オ・パフメ・オーテヴェール」）を発表、現在は24カ国で41社があり、295店(うち、直営店舗174店)を展開し、従業員が3815人としている。
開場時間は11時から20時。入場は無料。