東宝10月映画興行、13%減の32億円

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【銀座新聞ニュース=2012年11月14日】東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は11月13日に10月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年同月比13.9%減の32億843万円だったと発表した。

映画 ツナグ2

東宝が10月に配給した「ツナグ」((C)2012「ツナグ」製作委員会)などが好調だったが、映画営業部門興行成績は前年同月比3.9%減の32億円と苦戦した。

トーホー(TOHO)シネマズ、北海道東宝、関西共栄興行という3社ベースの東宝グループの10月の映画館の入場料収入(売店収入は除く)は同2.4%増の32億654万円、入場人員が同1.3%増の246万人だった。うち、トーホー(TOHO)シネマズ直営館(567スクリーン)は興行収入が同2.6%増の31億9709万円、入場人員が同1.5%増の243万人としている。

これに東宝配給作品が加わり、映画営業部門興行成績となる。10月の配給作品は「ツナグ」や「あなたへ」、「ポケットモンスター2012」、「終の信託」、「踊る大捜査線 ザ・ファイナル(THE FINAL)」など9本だった。