ヴァニラ画廊で富崎NORI展

【銀座新聞ニュース=2012年1月22日】ヴァニラ画廊(中央区銀座6-10-10、第2蒲田ビル4階、03-5568-1233)は1月23日から2月4日まで富崎ノリ(NORI)さんによる「つながる展」を開催する。

「球体関節人形」と「ゴシック&ロリータ」を中心に制作しているイラストレーターの富崎ノリ(NORI、とみざき・のり)さんが「過去と未来がつながる」、「異端と正統がつながる」、「人と人がつながる」をテーマにしたCG作品、写真、手描きの作品などを展示販売する。

富崎ノリさんが個展を開くのは2010年夏以来、およそ1年6カ月ぶりで、
今回は画家の七戸優(しちのへ・まさる)さんが富崎ノリさんの作品を題材にして描いた油絵も展示する。

富崎ノリさんは1968年福岡県福岡市生まれ、パッケージ業界、アニメ関連の企画会社を経てフリーとして活動している。「球体関節人形」と「ゴシック&ロリータ」をモチーフに2004年から個展を開いており、作品集「幻の箱で創られた少女」などを刊行している。

1月28日17時から「第11回ノリ(NORI)子の部屋」と題して、音楽家で作詞家、プロデューサーのサエキ(さえき)けんぞうさんと「身体改造ジャーナリスト」のケロッピー前田(けろっぴー・まえだ、前田亮一=まえだ・りょういち=)さんとトークショーを開く。

サエキけんぞうさんは1958年千葉県市川市生まれ、高校時代にバンド「少年ホームランズ」を結成し、1978年に徳島大学歯学部に入学、在学中にバンド「ハルメンズ」を結成し(1982年に解散)、ボーカルを務め、1983年に窪田晴男(くぼた・はるお)さん、中原信雄(なかはら・のぶお)さんらと「パール兄弟」を結成、1985年に徳島大学歯学部を卒業し、日本大学松戸歯学部に入局した。

1990年に大学病院を退局、1994年まで「パール兄弟」として活動、その後、単独で演奏し、作詞作曲も手がけ、2003年に「パール兄弟」を再始動、現在、「パール兄弟」は2006年からサエキけんぞうさん、窪田晴男さん、バカボン鈴木(ばかぼん・すずき)さんの3人で活動している。

ケロッピー前田さんは1965年生まれ、千葉大学工学部卒業、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーのライターとして独立し、フォトジャーナリスト、編集者として、刺青、ピアス、身体改造、サイボーグをテーマに取材を続け、さまざなま身体改造を日本に紹介している。

1月25日、1月26日、1月28日は14時(1月25日は18時)から19時まで富崎ノリさんが来場する。

開場時間は12時から19時(土曜日・祝日は17時)まで。入場は無料。日曜日も開いている。