丸善日本橋で豊本善隆、信子親娘ステンドグラス展

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【銀座新聞ニュース=2013年1月26日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は1月30日から2月5日まで3階ギャラリーで豊本善隆さん、豊本信子さんによる「ステンドグラス展-やわらぎの灯」を開催する。

丸善・日本橋店で1月30日から2月5日まで開催される豊本善隆さん、豊本信子さんによる「ステンドグラス展-やわらぎの灯」に出品されるステンドグラスランプ。

独自の絵付け技法と技術によりステンドグラスランプを制作する「豊本工房」(岡山県真庭市湯原温泉112、0867-62-2767)を主宰するガラス工芸作家の豊本善隆(とよもと・よしたか)さんと長女の豊本信子(とよもと・のぶこ)さんが新作のランプを展示販売する。

豊本善隆さんと信子さんは野の花や小動物など身近なモチーフを利用し、シンプルな造形で飾るステンドグラスランプを、着色したガラスを小片に切って再び組み立てる手法で制作しており、「やわらぎの灯(あかり)」との副題で展示する。また、ステンドグラスのガラスを小さくカットしたガラスをガラスの器や写真立てにボンドで貼り付けて写真立てやろうそく入れを作っている。

豊本善隆さんは1939年京都府生まれ、両親が日本画家で、当初は油彩画を描いていたが、1980年に倉敷市にステンドグラス工房を設立、1995年に湯原温泉に工房を移し、さまざまなステンドグラスランプを制作している。また、長男の豊本光識(とよもと・みつおり)さんも1971年生まれで、父親にステンドグラスを学んで制作している。

豊本信子さんは1969年生まれ、父親に師事して、ステンドグラスランプを制作している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。