トリップ、家族向けホテルは王ヶ頭ホテルが1位、とかしくマリンが2位

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【銀座新聞ニュース=2013年3月8日】トリップアドバイザー(渋谷区恵比寿西1-10-11、03-6416-9333)はこのほど、日本の家族向けホテルを対象とした「トラベラーズチョイス ファミリー2013」を発表した。

「トラベラーズチョイス ファミリー2013」は、トリップアドバイザーに過去1年間に世界中の旅行者から投稿された家族旅行についての口コミをもとに集計している。世界ランキングのほか、26の国・地域でランキングが集計され、合計231のファミリーフレンドリーな宿泊施設が選ばれている。

日本では、長野県松本市にある標高2034メートルの山頂に位置する「美ヶ原高原 王ヶ頭ホテル(うつくしがはら・おうがとうほてる)」が1位になった。美ヶ原高原は日本百名山のひとつで、ホテルからは百名山のうち、41座を眺めることができる。自然の中で360度のパノラマを楽しめ、口コミでは「夜になると希望制で動物ウォッチングのドライブもしてくださり、野生の鹿を皆で見たり、きれいな星空を眺めることができました」や「スタッフが子どもに話しながら塗り絵を一緒にやってくれるなど、ホスピタリティーにあふれている」といった評価が寄せられている。

2位が沖縄県の渡嘉敷島(とかしきじま)の白い砂浜のとかしくビーチにある「とかしくマリンビレッジ」だ。口コミでは「子供たちが泳いでいけるところに、おびえることもなく悠々と海の中を泳ぎ海藻を食べる大きなウミガメに出会えました」や「浜辺は音楽もなく、素朴なビーチです。これがまたのんびりさせてくれます。本当に楽しい夏休みになりました。ぜひまた行きたいです」とと評価されている。

3位が北海道札幌市にある「シャトレーゼ ガトー キングダム サッポロ」だ。「シャトレーゼ ガトー キングダム サッポロ」は1997年に経営破たん後、洋菓子のシャトレーゼが14億1650万円で買収し、約40億円をかけて改修し、2002年に営業を再開したホテルだ。

4位が長野県茅野市の「ホテル ハーヴェスト 蓼科」で、東急グループのリゾートホテルだ。5位が長野県大町市の北アルプス山麓、標高900メートルに立地するリーガロイヤルホテルグループの「くろよん ロイヤルホテル」で、5位中、長野県のホテルが3カ所選ばれている。

日本のファミリーフレンドリーなホテルトップ10
1位 美ヶ原高原 王ヶ頭ホテル(長野県/松本市)
2位 とかしくマリンビレッジ(沖縄県/渡嘉敷島)
3位 シャトレーゼ ガトー キングダム サッポロ(北海道/札幌市)
4位 ホテル ハーヴェスト 蓼科(長野県/茅野市)
5位 くろよん ロイヤルホテル(長野県/大町市)
6位 ホテル ドリームゲート舞浜(千葉県/浦安市)
7位 ホテルハーヴェスト箱根明神平(神奈川県/箱根町)
8位 西海橋コラソンホテル(長崎県/佐世保市)
9位 ホテルハーヴェスト天城高原(静岡県/伊豆市)
10位リゾートホテル ラフォーレ南紀白浜(和歌山県/白浜町)