丸善丸の内で徳永陶子展、自然の光の「光彩」

【銀座新聞ニュース=2018年5月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は5月23日から29日まで4階ギャラリーで徳永陶子さんによる「記憶シリーズ第11弾-『光彩』」を開く。

丸善・丸の内本店で5月23日から29日まで開かれる徳永陶子さんの「記憶シリーズ第11弾-『光彩』」に展示される「瞬きの色」。

2007年から丸善・丸の内本店で「点在する記憶」をテーマに個展を開いている画家の徳永陶子(とくなが・とうこ)さんが色彩に込められた記憶の数々をテーマに新作を発表しており、今回は季節、昼夜、日没の一瞬と時の流れで変化する自然の光の中で浮かび上がる「光彩」をテーマに新作約40点を展示する。

徳永陶子さんは1967年東京都生まれ、1991年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、同年にフランスへわたり、1996年にパリ国立美術学校(エコール・デ・ボザール)を卒業、この間、1993年にフランス芸術院(アカデミー・フランセーズ)主催のデッサンコンクールで入選、1998年にサロン・ド・ジュンヌ・パンチュールで入選、同年に第43回サロン・ド・モンルージュで入選、1999年にフランスのニース・ヴィエンナーレ「抽象絵画の視点」に出品、2000年にフランス文化省主催外国人若手作家34人展に出品した。

2001年にポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修、2001年11月に「サロン・ド・ヴィットリー」で入選、1997年よりフランス芸術家協会(メゾン・ド・アーティスト)会員、2003年より日本美術家連盟会員、2007年から毎年、丸善・丸の内本店で個展を開いている。

2008年にアメリカ・ニューヨーク「クーギャラリー(Coo Gallery)公募展」で最優秀イベリカ大賞、2010年にフランス・バルビゾン市主催の「ミレー『晩鐘』創作150周年記念展」に出品、2012年にポーラ・ミュージアム・アネックスで個展、2014年にアメリカ・ロサンゼルスで個展、2015年にフランス・リヨンで個展を開いている。2007年にパリから帰国し、2014年から武蔵野美術大学特別講師。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)、入場は無料。