銀座ニコン階段に中井精也の1枚「レイル」

【銀座新聞ニュース=2016年10月6日】カメラ大手のニコン(港区港南2-15-3、品川インターシティC棟、03-6433-3600)グループのニコンイメージングジャパン(住所・同、03-6718-3010)は10月1日から31日までニコンプラザ銀座(中央区銀座7-10-1、ストラータ ギンザ、03-5537-1469)内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」で中井精也さんの作品を展示している。

10月31日までニコンプラザ銀座内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」に展示されている中井精也さんの作品。10月4日の中井精也さんのブログでは、「国際免許を申請したついでに(JR東日本)大宮総合車両センターで静態保存されているD51187をパチり」と1日1回鉄道関係の写真を撮影している。

10月31日までニコンプラザ銀座内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」に展示されている中井精也さんの作品。10月4日の中井精也さんのブログでは、「国際免許を申請したついでに(JR東日本)大宮総合車両センターで静態保存されているD51187をパチり」と1日1回鉄道関係の写真を撮影している。

ニコンイメージングジャパンが毎月、プロの写真家の撮影した作品1点を展示するのが銀座階段ギャラリーで、10月は鉄道写真家の中井精也(なかい・せいや)さんの鉄道写真を展示している。中井精也さんは2015年より「1日1鉄!」を実施しており、毎日ブログで公開している。

中井精也さんは1967年東京都生まれ、幼少時より鉄道に興味を持ち、成蹊大学法学部を卒業、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)に1年間通い、在学中に鉄道写真家の真島満秀(ましま・みつひで、1946-2009)に師事し、1996年に独立、千代田区に個人事務所「レイルマンフォトオフィス」を設立、2000年に山崎友也(やまざき・ゆうや)さんと「有限会社レイルマンフォトオフィス」を設立した。

中井精也さん。

中井精也さん。

2014年2月に「レイルマンフォトオフィス」を退社し、3月に父親が副業で営んでいた「フォート・ナカイ」を引き継ぎ、2015年より「中井精也 写真集1日1鉄!」にて第46回講談社出版文化賞写真賞を受賞した。鉄道車両にこだわらず、鉄道にかかわるすべてのものを被写体として独自の視点で鉄道を撮影し、「1日1鉄!」や「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出した。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は15時)まで。入場は無料。