日比谷「バジーノイズ」前夜祭で川西拓実、桜田ひよりら挨拶

【銀座新聞ニュース=2024年4月24日】中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-8、TYビル)は5月2日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「バジーノイズ」の特別前夜祭を開く。

5月3日から一般公開される「バジーノイズ」((C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会)。

2日15時45分の回上映終了後と19時15分の回上映前に、監督の風間太樹(ひろき)さんをはじめ、マンションの管理人「海野清澄」役の「JO1」の川西拓実さん、マンションの住民「岸本潮」役の桜田ひよりさん、潮の同級生でレコード会社の社員「速水航太郎」役の井之脇海(いのわき・かい)さん、清澄の高校時代の軽音楽部の先輩「大浜陸」役の柳俊太郎さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「バジーノイズ」はマンガ家のむつき潤さんが「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に、2018年24号から2020年6号まで連載した同名のマンガが原作で、単行本が全5巻で販売されている。監督は風間太樹さんが手掛け、脚本は風間太樹さんと谷口恒平さん、沖野浩孝さんの共同で、主題歌の「surge(サージ)」は主人公の「清澄」役の川西拓実さんが歌唱している。

物語はマンションで住み込みの管理人をしながら、自分の頭の中に流れる音楽をパソコンで形にし、部屋でひとり奏でることに没頭する青年・清澄が主人公で、人と関わることをせずシンプルな生活を送る彼に、上の階に住む女性・潮があいさつをしてくる。

失恋したばかりだという彼女は、毎日、清澄の部屋から漏れ聞こえてきた彼の音楽を楽しみに聴いていたと話す。自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思っていなかった清澄だったが、潮が何気なく投稿した演奏動画によって、彼の世界は大きく変わり始める。

風間太樹さんは1991年山形県南陽市生まれ、東北芸術工科大学映像学科を卒業、広告映像制作会社「AOI Pro.」に入社し、エンタテインメントコンテンツプロデュース部に所属している。「AOI Pro.」入社前の2013年に初監督映画「Halcyon days(ハルシオンデイズ)」が山形国際ムービーフェスティバル2013にて観客賞、武林未来賞を受賞、2014年には冬の山形・庄内を舞台にした冨樫森総監修による短編オムニバス企画で「海鳴り」を監督した。

「AOI Pro.」に入社後は、監督助手として多く作品に参加し、2017年に映画「帝一の國」スピンオフドラマ「帝一の國ー学生街の喫茶店」(フジテレビ)で商業作品デビューし、 同年に「東映 presents HKT48×48人の映画監督たち」に参加し、短編映画「屋上のおばけ」を発表、2018年に映画「恋は雨上がりのように」のオリジナルドラマ「恋は雨上がりのようにーポケットの中の願いごと」(GYAO、東宝)を監督、2019年5月公開の映画「チア男子!!」で長編監督デビューした。

2020年に放送されたテレビ東京系ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で第58回ギャラクシー賞2020年12月度月間賞、マイベストTV賞第15回グランプリ、テレビ部門奨励賞、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した。2022年10月から放送されたフジテレビ系ドラマ「silent」でプライム帯ドラマを初監督、第60回ギャラクシー賞2022年12月度月間賞、テレビ部門奨励賞、第114回ザテレビジョンドラマアカデミー賞、最優秀監督賞、エランドール賞特別賞を受賞している。

チケットは現在、チケットぴあで先行抽選を受付中で、25日23時59分締め切り。料金は全席指定で2200円均一。プレミアボックスシートは1000円上乗せされる。