日比谷「BLUE GIANT」初日に山田裕貴、間宮祥太朗ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年2月4日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)内で映像ソフトなどの制作・販売を手掛ける東宝映像事業部(同)は2月17日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「BLUE GIANT」の初日に山田裕貴さん、間宮祥太朗さんらによる舞台あいさつを開く。

2月17日から一般公開される「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」((C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会(C)2013石塚真一/小学館)。

17日16時10分の回上映終了後に、監督の立川譲さんをはじめ、声優で主人公の「宮本大」役の山田裕貴さん、同世代のピアニスト「沢辺雪祈」役の間宮祥太朗さん、宮本大の高校の同級生「玉田俊二」役の岡山天音さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」はマンガ家の石塚真一さんがマンガ誌「ビッグコミック」(小学館)にて2013年10号から2016年17号まで連載したジャズを題材としたマンガ作品(第1部)が原作で、2016年18号からはヨーロッパに舞台を移した第2部「BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアント シュプリーム)」が2020年9号まで連載され、2020年11号からはアメリカを舞台とした第3部「BLUE GIANT EXPLORER(ブルージャイアント エクスプローラー)」が連載されている。

マンガ大賞2016で第3位、2017年に第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞を受賞している。2022年6月時点でシリーズ累計発行部数は840万部を記録している。本作を執筆するにあたり、名門ジャズ・レーベル「ブルーノート・レコード」の1950年代から1960年代におけるアルバムジャケットのデザインが参考にされている。

また、「SUPREM」単行本9巻以降と「EXPLORER」では、「story director(ストーリーディレクター)」の肩書きで「NUMBER 8」が著者名に併記されており、第1作からの担当編集者の別名義とされている。今回のアニメ化に際しては、「NUMBER 8」が脚本を手掛けており、ピアノ奏者の上原ひろみさんが音楽を担当し、劇中曲も演奏している。また、サックスは馬場智章さん、ドラムは石若駿さんが担当している。

物語は仙台に暮らす高校生・宮本大はジャズに魅了され、毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けているところからはじまる。卒業と同時に上京した大は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。

ある日、ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は彼をバンドに誘い、大に感化されてドラムを始めた玉田も加わり3人組バンド「JASS(ジャス)」を結成し、楽譜も読めずただひたすらに全力で吹いてきた大と、幼い頃からジャズにすべてを捧げてきた雪祈、初心者の玉田は、日本最高のジャズクラブに出演して日本のジャズシーンを変えることを目標に、必死に活動を続けていく。

立川譲さんは1981年生まれ、日本大学芸術学部を卒業、アニメ制作会社「マッドハウス」に入社、2007年に「牙-KIBA」の第51話「風吹く場所へ」にて演出家デビューし、その後フリーランスとなり、「アニメミライ2013」の一作として公開された「デス・ビリヤード」では監督に加え、原作・脚本も担当し、2015年には「デス・パレード」にてテレビシリーズ初監督を務め、2018年に「名探偵コナン ゼロの執行人」の監督を務めた。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、6日23時59分締め切り。料金は全席指定で2100円均一。