ソルトが松屋銀座でビアガーデン、肉尽くしのコースで

【銀座新聞ニュース=2024年5月22日】和食、中華料理、カフェなど35のブランド、57店舗を運営するソルト・コンソーシアム(港区西麻布1-10-2、03-3478-9852)は5月22日から9月30日まで松屋銀座店(中央区銀座3-6-1)の屋上テラスに「美しくなるビアガーデン」(050-3623-3937)を開業する。

ソルト・コンソーシアムが5月22日から9月30日まで松屋銀座店屋上テラスで営業する「美しくなるビアガーデン」の料理などのイメージ。

ソルト・コンソーシアムは2013年から松屋銀座店屋上テラスでビアガーデンを運営しており、2024年で11年目になる(2020年は中止、2021年と2022年は制限付き営業)。2023年は従来と同じ営業で、2019年比27%増になった。

今年は「ミートパラダイス」をテーマに、肉尽くしのメニューを提供する。飲み物は約63種類で、生ビールやサワーに加え、9種類のノンアルコールの「モクテル」(ノンアルコールカクテル)、低アルコールビールや低アルコールカクテル4種も用意している。

「スタンダードBBQコース」は1人税込6600円(120分)で、飲み放題(注文は90分まで)が付いている。料理はレンズ豆とベーコンのチョップドサラダ、チェリーモッツァレラとから揚げのチミチュリソース、野菜の盛り合わせ、BBQ盛り合わせ(牛サーロインステーキ、国産豚モモ、国産若鶏モモ、ジャーマンブルスト、1人当たり約300グラム、タレは2種類)、しめのスライダーバーガー(手のひらサイズのミニハンバーガー)などで、300円をプラスすると、ソフトクリームも追加できる。

「プラチナBBQコース」は1人1万6000円(180分)で、飲み放題(注文は150分まで)が付いている(シャンパンも)。4日前までに予約する。

料理は生ハム、カマンベールチーズ、オリーブのカナッペ、レンズ豆とベーコンのチョップドサラダ、チェリーモッツァレラとから揚げのチミチュリソース、野菜の盛り合わせ、BBQ盛り合わせ(松阪牛、湘南みやじ豚バラ、奥久慈軍鶏もも、骨付きフランク、1人当たり約300グラム、タレは2種類)、しめのスライダーバーガーなどで、300円をプラスすると、ソフトクリームも追加できる。

「女子会プラン」として女性4人以上の利用になると、「スタンダードコース」が1人6000円になる。また、「早割りプラン」として、前日までの予約限定で、平日17時、休日16時までの入店で、スタンダードコースが1人5500円になる。

ウイキペディアなどによると、「チミチュリソース(スペイン語でchimichurri)」はアルゼンチン発祥のソースで、アサードなどの焼肉料理をはじめとする肉料理、ステーキ、豚肉や鶏肉のソテー、魚のムニエルにも用いられる。オリーブオイルとワインビネガーにパセリを刻んだものとニンニクなどが入っている。

国や家庭、レストランによってレシピは異なり、パセリ、ニンニク、オリーブオイル、ワインビネガーは共通であるが、コリアンダー、バジル、タマネギを加えることもある。

座席数は256席。

ソルト・コンソーシアムは1966年兵庫県西宮市生まれ、立命館大学在学中から喫茶店の共同経営、イベント企画・制作会社を共同で立ち上げ、2002年に資本金1750万円で「ソルト・コンソーシアム有限会社」(2004年2月にソルト・コンソーシアム株式会社に変更)を設立した井上盛夫社長が創業した会社で、2023年度のグループ売上高は5億2000万円、従業員は996人(正社員は282人)。

営業時間は17時(休日は15時)から22時(日曜日、連休最終日は21時30分)まで。原則無休だが、松屋銀座の休館日や荒天時は休みになる。松屋では2024年の売り上げ目標は前年比2%増を見込んでいる。