丸善丸の内で「人形と絵」展、今井亜樹、上渕翔、吉村眸ら

【銀座新聞ニュース=2023年3月13日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は3月15日から21日まで4階ギャラリーで「第6回人形と絵の『春』」展を開く。

丸善・丸の内本店で3月15日から21日まで開かれる「第6回人形と絵の『春』」展のフライヤー。

人形の専門店「ぼらん・どぉる」(板橋区桜川3-14-4、03-6780-0338)を運営するドルスバラードが主催する「人形と絵の『春』」展で、日本の作家約47人(組)が創作人形、フィギュア、絵画などの作品を展示販売する。

今回、出品するのは、2001年にニューヨーク世界大会アンティークドールフレンチ部門で最優秀ロゼッタ賞を受賞(2003年も)、2008年に「全国創作人形コンクールドールアート展inうつくしま」で入選、2018年に全国美術公募作品展で入賞し、独学で創作人形を制作している「Uncreerアンクレール」さん、清水真理さんに師事し、人形を制作している今井亜樹さん、イラストレーターの今井キラさん、羊毛で人形を制作しているウエノミホコさん、熊本県生まれ、2007年に筑波大学芸術専門学群洋画コースを卒業、2021年に「いい芽ふくら芽in Tokyo 2021」で八犬堂賞を受賞している上渕(うえぶち)翔さん。

因間りかさんに師事し、2004年にドールファンタジアで入選し、人形を制作している小畑すみれさん、1996年に女子美術大学絵画科洋画専攻を卒業、文具メーカー制作室に入社し、1999年にフリーのイラストレーターとなり、2012年から本格的に画家活動を開始している加藤美紀さん、川口起美雄さんに師事し、油彩とテンペラなどによる混合技法の制作を始め、少女や動物を主なモチーフに、物語の一場面のような絵を描き、2015年に「第41回 現代童画展」でパジコ賞を受賞している油彩画家の喜藤敦子さん、中川多理さんに師事し、創作人形を制作している桐原ユウさん、因間りかさんに師事し、2017年に第2回「人・形」展の公募展で大賞を受賞している創作人形作家のくすくすねこさん。

人形を制作しているくりさん、東京都生まれで、2000年に新世紀人形展で入賞、2003年にドールファンタジアで入選している、創作人形を制作しているくるはらきみさん、鉛筆に透明水彩を用い、主に幻想的な少女をテーマに絵画を制作している黒木こずゑさん、アクリル画、エッチング、色鉛筆、絵本、豆本などを使って少女、花、動物、それらを取りまく幻想風景を描く画家の小暮千尋さん、東京藝術大学、同大学大学院を修了し、1985年にフランス政府給費留学生としてフランスのエコール・デ・ボザールで学び、2004年に「さくら子のたんじょう日」(文は宮川ひろさん」で日本絵本賞、2012年に「ともだち できたよ」(文は内田麟太郎さん)で日本絵本賞を受賞している絵本作家、イラストレーター、人形作家のこみねゆらさん。

太山レミさん、大山冨美子さん、橋姫さんに師事して、創作人形を制作している佐々木士甫さん、桜美林大学国際学部国際学科を卒業、武蔵野美術学園を修了し、2017年に「第81回新制作展」で絵画部賞、2018年に「第72回栃木芸術祭美術展」で奨励賞、2019年に「第83回新制作展」で損保ジャパン美術財団賞を受賞している画家の柴田貴史さん、柴倉一二三さんに師事し、2007年に人形の寺・宝鏡寺人形展五十周年記念公募作品展で入選している鈴木ゆきよさん、水澄美恵子さんや粧順さん、橋姫さんに師事し、ビスクドールを制作しているせいこさん、大山冨美子さんに師事し、人形を制作している青扇(せいせん)さん。

油彩とペン画で描く田中アユミさん、羊毛倉庫さんと鈴木千晶さんに師事し、人形を制作している田中早苗さん、吉田良さんに師事して人形を制作している玉置(たまき)千春さん、粘土や羊毛などを使い、独学で作品を制作し、2010年に黒川早恵美さんの短期集中講座にて技法を学び、2012年に「ドールアート2012inうつくしま全国創作人形コンクール」で入選し、人形を制作しているちゃおさん、アルキド樹脂絵具による人物画を描く戸井田いづこさん。

イラストレーターで独自に制作している鳥居椿さん、嵯峨美術短期大学を卒業、現代童画展で新人賞、現代童画会賞、会友作家賞、会員作家賞、会員特別賞を受賞している画家で、人形作家の中井柘榴さん、神奈川県生まれ、2016年に東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業、チェコ留学を経て、2019年に同大学大学院美術研究科デザイン専攻を修了、2019年 に「KENZAN2019」で池袋モンパルナス回遊美術館IAG賞、同年にヤングアーティスト公募展いい芽ふくら芽でグランプリを獲得している長瀬萬純さん、少女をモチーフにした作品を制作し、第25回現代童画展で新人賞(第34回展で会員佳作賞、第39回展で東京都知事賞)を受賞している永見(ながみ)由子さん、因間りかさんに師事し、人形を制作している西村勇魚(いさな)さん西村勇魚さん。

1997年から人形を制作しているNoe(ノエ)さん、美術大学を卒業後、人形・ぬいぐるみメーカーに11年勤務し、独立して人形を制作している萩原まさえさん、大山冨美子さんに師事し、人形を制作している坂東可菜さん、銀筆や油彩などで心象風景を描いているイラストレーターの日香里さん、井上直久さんに師事し、成安造形大学特任准教授を務めた画家の宝永たかこさん、2019年にポストカードコレクション2019で京都新聞賞、つくし賞2019でテーマ賞、2020年に「Tatsuya Art Competition 2020」でギャラリー龍屋賞、Independent Tokyo2020で審査員特別賞などを受賞しているイラストレーターの保坂有美さん。

大山冨美子さんに師事し、人形を制作しているmaiko(マイコ)さん、ノスタルジックな少女たちの世界を描く油彩画家の松本潮里さん、布人形を制作するマツモトヒラコさん、山吉由利子さんの人形教室で学び、人形を制作するまなさん、碓氷東子さんと本城光太郎さんに師事し、創作人形を制作している水樹尚子さん。

鳥取県生まれ、ビジュアルアーツ専門学校放送映画学科を卒業し、2016年に「アジア想像美術展2016」で審査員特別賞(2017年に優秀賞)を受賞している主に人物画を描く日本画家の三谷拓也さん、1998年から人形を制作している森馨さん、武蔵野美術大学を卒業、本城光太郎さんや丸美鈴さん、篠原七生さんに師事して人形を制作している森下ことりさん、独学で創作人形を制作し、2018年に第2回「人・形」展の公募展で「ぼらん・どぉる」賞、第4回チームコヤーラ創作人形公募展でコヤーラ・フェス賞、2019年に第8回クラフトアート創作人形展で羽関チエコ賞を受賞している山田ミンカさん、吉田良さんに師事し、人形を制作している山吉由利子さん。

独学で創作人形を制作し、2011年に創作人形コンクール「MIDOW(ミドウ)展」で入選、2015年にクラフトアート人形コンクールで入賞、2016年に「雛のまち岩槻創作人形公募展」で入賞している吉水たか代さん、独学で創作人形を制作し、東京学芸大学で美術教育・彫刻を学び、2013年に創作人形コンクール「MIDOW(ミドウ)展」で大賞を受賞した吉村眸(ひとみ)さん。

開場時間は9時から21時(最終日は15時)まで。入場は無料。購入希望者には3月15日8時45分より丸善・丸の内本店1階正面入口前で購入整理券を抽選で配布する。16日11時から通販でも購入できる。