セイコーウォッチがグランドセイコー銀座限定モデル、84万円

【銀座新聞ニュース=2023年6月3日】国内時計業界第3位のセイコーグループ(中央区銀座1-26-1、03-3563-2111)傘下のセイコーウォッチ(中央区銀座1-26-1、03-3564-2111)は7月15日に「グランドセイコー」から創業の地「銀座」の朝の街並みを表現した「Heritage Collection メカニカルハイビート36000 銀座限定2023モデル」を「グランドセイコーフラッグシップブティック 銀座」(中央区銀座4-5-11、和光本店内、03-3562-2111)などで発売する。

セイコーウォッチが7月15日に発売する「Heritage Collection(ヘリテージコレクション)メカニカルハイビート36000 銀座限定2023モデル」。

今回の銀座限定モデルは「銀座の朝の晴天のように気持ちの高まる、爽やかな群青色」をダイヤルに採用し、ダイヤルのパターンには「銀座グリッドパターン」をあしらっている。型打ちの格子模様の上に重ねて透明印刷されたグリッドパターンが、光にかざすと輝く。「個性的な通りが交錯する銀座を上空から見下ろし、街に飛び込むかのようなアングル」がデザインの源泉としている。

ムーブメントには「グランドセイコースタジオ 雫石」で組み立てられた10振動のメカニカル・キャリバー9S85を搭載し、シースルーバック仕様の裏ぶたには、銀座限定モデルを証明する「GINZA LIMITED EDITION(銀座リミテッド・エディション)」の文字が表記されている。また、ガラス素材はボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)を採用している。

「銀座限定2023モデル」のシースルーバック仕様の裏ぶた。「GINZA LIMITED EDITION(銀座リミテッド・エディション)」が青文字で明記されている。

ウイキペディアによると、「グランドセイコー」は1960年に当時の最高の技術と技能を盛り込んだセイコーの頂点モデルとして誕生し、2010年から海外展開をはじめ、グランドセイコーのグローバル化とラグジュアリー化を推進するために2017年にセイコーから分離して独立ブランドとした。

機械式、クォーツ式に加え、第3の駆動方式として、機械式時計のムーブメントにクォーツの水晶振動子とICを組み合わせたハイブリッド機構ともいえるセイコー独自のスプリングドライブを採用している。この機構はグランドセイコーとクレドール(2019年にセイコーブランドから分離)でのみ採用されている。

グランドセイコーは部品の設計開発から製造・組み立て・検査・出荷まですべてを日本国内の自社施設で行っており、クォーツとスプリングドライブはセイコーエプソン塩尻事業所の「信州 時の匠工房」、機械式は盛岡セイコー工業の「雫石高級時計工房」の「グランドセイコースタジオ 雫石」が製造を担当している。

今回、販売するのはグランドセイコーフラッグシップブティック 銀座のほか、グランドセイコーブティック 銀座(中央区銀座7-9-16、03-3562-3800)、銀座三越新館4階ウォッチ売り場、松屋銀座時計サロン、日新堂銀座本店など。

数量は400個限定で、価格は税込84万7000円。

グランドセイコーフラッグシップブティック 銀座の営業時間は11時から19時。