資生堂パーラーショップで静岡県産マスクメロンのタルト

【銀座新聞ニュース=2023年5月31日】国内最大の化粧品メーカーの資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)が運営する資生堂パーラーは6月1日から30日まで「銀座本店ショップ」(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル、03-3572-2147)で静岡県産の「マスクメロンのタルト」を発売する。

資生堂パーラー銀座本店ショップで6月1日から30日まで販売される静岡県産「マスクメロンのタルト。

今回はメロンの名産地、静岡県で生産されたマスクメロンをタルト(3780円)に仕立てた。果肉を肉厚にカットしているため、マスクメロンならではのなめらかな食感と、口いっぱいに広がるジューシーな果汁を楽しめるとしている。

ほんのりバニラが香るタルト生地と風味豊かなクリームダマンドはマスクメロンの味わいを引き立て、マスクメロンとタルト生地が一体となり、バランスがとれたタルトに仕上がっている。また、タルトにジャムとコンポートをバランスよく盛り付けている。

ウイキペディアによると、「マスクメロン (muskmelon)」は、じゃ香 (musk) のような強い芳香を持つメロンの総称で、日本では、主に「アールスフェボリット(Earl’s Favourite=爵のお気に入り=あるいはその系統の品種)」を指す。

果実は、ほぼ球形で、果皮表面にはコルク質の網目を生じ、果肉は黄緑色で、果汁が多く、ひじょうに甘い。栽培は温度・湿度を管理した温室内で行わなければならず、まめに手を加えなければ良質なものはできない。また、1本のつるからは1個だけしか生産しない。このため価格も高く、高級品では1玉3万円を超えるものもあり、主産地は静岡県で、高知県がこれに次ぐ。複数の実が結実した場合、1個を残し他は小さいうちに摘み取られる。

この品種が開発されたのは19世紀末の英国で、「伯爵のお気に入り」という意味の名は、ラドナー伯爵(EARL of RADNER)邸の農園で作られたことに由来する。日本では1925(大正14)年に導入され、静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所の前身である磐田温室農協丸静支所などで栽培方法が確立され日本全国へと広まっていった。現在、英国ではこの種は栽培されなくなっているが、日本では昭和から続く伝統的な高級メロンとして珍重されている。

営業時間は11時から20時30分。