美の起原が公募展、大賞は150万円に、18歳以上年齢問わず

【銀座新聞ニュース=2023年8月11日】D2グループの不動産管理業のセルピエーロ・ダーウィン(中央区銀座7-15-5、03-5565-0511)が運営する画廊「銀座画廊 美の起原」(中央区銀座8-4-2、高木屋ビル、050-3150-9998)は8月10日から9月20日まで第11回公募展「2023美の起原展」の作品を募集する。

2022年の第10回「美の起原展」で大賞に選ばれた月乃カエルさんの「HANAKAGO(はなかご)」。

「美の起原展」は2013年に新進作家に活躍の場を提供するために創設された公募展で、「自らの追求を形にして、新しい創造へ『美の起原』が募る作家の新たなるステージが感じられる作品」を募集している。2022年の第10回では、19歳から86歳までの307人から394点の作品が応募があり、一次審査で入選作30点を選び、最終的に月乃カエルさんの「HANAKAGO(はなかご)」が大賞(100万円の賞金と美の起原での個展開催)に選ばれた。

11回目の今回はゲスト審査員は昨年と同様、川崎市岡本太郎美術館主任研究員の大杉浩司さんと「アートテラー」として活動している芸人のとに~さんが務める。また、賞金は大賞が150万円に増え(美の起原での個展開催も)、準大賞(1人)が30万円と美の起原での個展開催、特別賞(1人)が10万円と美の起原での個展開催、奨励賞(数人)が2万円、美の起原での企画グループ展へ招待、ゲスト審査員賞(2人)が賞金1万円、美の起原での二人展へ招待の予定。11月から12月にかけて入選作品展を開く。

18歳以上で、国内在住が条件で、平面作品(具象、抽象を問わず、10号から20号サイズの絵画作品、サイズは額装を含まない)、1人2点まで(日本画・洋画・切り絵・墨絵・デジタル・コラージュ等)となっている。作品は自身が制作し、未発表(1年以内)のものに限るが、個展や自身のウェブサイト、Facebookなど個人的なものでの発表は未発表とできる。

ホームページの専用フォームにて、作品画像を添付して応募する。出品料は1点につき4000円(税込)、2点の場合は計5500円。9月20日までに支払う。

1次審査は10月中旬、2次審査は11月初旬、授賞式は12月2日に帝国ホテルで行う。