キデイランドが松屋銀座でリラックマ店、限定品、全店長も

【銀座新聞ニュース=2023年9月19日】おもちゃ業界売上高ランキングで7位のタカラトミーの子会社で「リラックマストア」を運営するキデイランド(千代田区九段北1-13-5、ヒューリック九段ビル、03-6261-5501)は9月20日から10月2日まで松屋銀座店(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)8階イベントスクエアで「リラックマ百貨店」をオープンする。

キデイランドが9月20日から10月2日まで松屋銀座店で初めて手がける「リラックマ百貨店」のフライヤー。

これまでは百貨店などの催事として「リラックマショップ」はリラックマなどのキャラクターのコンテンツビジネスを展開するサンエックス(千代田区神田多町2-4、 03-3256-7621)が企画してきたが、今回は「リラックマストア」19店舗を展開するキデイランドが「リラックマ」が2023年に20周年を迎えたことから初めて企画するイベントとなる。

限定商品としては、各種ぬいぐるみ(税込2750円)、DECOチョコ缶(994円)、マスキングテープ(440円)、クリアファイルセット(A4、2枚で616円)、巾着(770円)、スティックキーホルダー(660円)、リングノート(550円)、マグカップ(2200円)、今治ハンドタオル(990円)、ガマ口コインケース(3080円)、リラ耳ポアリュック(1万670円)のなどを販売する。また、先行発売としては19店のリラックマストア店長のぶらさげぬいぐるみ(各1980円)もある。

スペシャル企画として、2021年7月から約1年間活躍していた全国19店舗の「リラックマストア店長」19人が毎日出勤して今回の催事を手伝う。

ウイキペディアによると、「リラックマ」は元サンエックスのデザイン室に所属していた、現在、女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科ヒーリング表現領域特別招聘教授で、イラストレーターのコンドウアキさんが考案したキャラクターで、2003年9月に第1号グッズを販売し、2008年からは「リラックマが外出する」という設定のシリーズが作られている。

全19店のリラックマストアの店長も応援に駆けつける「リラックマストア店長大集合」。

リラックマは都内で働く25歳のOLのカオルさん宅にある日突然やってきて居候させてもらっているクマという設定で、背中にはファスナーがあり、水色の水玉模様の布地がのぞくことがあり、本物のクマではないらしいとなっており、半開きのファスナーと水玉模様は、絵本「リラックマ生活」シリーズの表紙を飾っている。

仲間がいて、「キイロイトリ」はカオルさんがリラックマが来るよりも前に家で飼っているペットの鳥、「コリラックマ」は2004年8月に新キャラクターとして登場し、どこからともなくやってきた、白いクマの子という設定になっている。

「チャイロイコグマ」は2016年3月に新キャラクターとして登場した本物のこぐまで、はちみつの森に住むコリラックマのお友達という設定になっている。コリラックマからは「こぐまちゃん」と呼ばれている。森の中にドングリの家で一人暮らしをしており、切り株のベッドで眠る。

2009年でアイテム総数は約1万点、うち自社キャラクターは800種、ライセンシー契約は120社、その時点での全商品の売り上げは1000億円、サンエックスが発表したキャラクターとしては、「たれぱんだ」(1999年から2000年の2年間で700億円)を凌ぐ市場規模となり、ロングランのヒットキャラクターとなっている。2020年10月時点で関連書籍のシリーズ累計発行部数は370万部を記録している。

20日と23日は会場で税込1万1000円以上購入すると、先着でフラワーぬいぐるみがもらえる。21日と24日は税込1万1000円以上購入すると、先着でブランケットがもらえる。22日と25日は税込5500円以上購入すると、先着でペナントがもらえる。

開場時間は11時から20時(最終日は17時、24日、10月2日は19時30分)まで。また、20日は開店から16時、21日は開店から13時、22日は開店から13時、23日は開店から13時、24日は開店から13時まで入場チケット(先着順、事前予約制)を持っている人のみ入場できる。