日比谷「薬屋のひとりごと」TVアニメで悠木碧、大塚剛央ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年9月16日】TOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)は10月1日にテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の先行上映会を開く。

10月22日から日本テレビ系で放送が始まるテレビアニメ「薬屋のひとりごと」(「薬屋のひとりごと」製作委員会)のフライヤー。

10月1日14時の回先行上映の終了後に、監督の長沼範裕(のりひろ)さん、声優で、主人公、後宮務めの女官「猫猫(マオマオ)」役の悠木碧(ゆうき・あおい)さん、後宮の管理を担当する宦官(かんがん)「壬氏(ジンシ)」役の大塚剛央(たけお)さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「薬屋のひとりごと」はライトノベル作家の日向夏さんがヒナプロジェクトの小説投稿サイト「小説家になろう」に2011年10月から投稿していた小説で、人気を得たことから第1部「後宮編」が2012年10月31日に主婦の友社の「Ray Books(レイ・ブックス)」レーベルから単行本として刊行された。

その後、主婦の友社が2012年9月28日に創刊したライトノベルのレーベル「ヒーロー文庫」(2018年11月以降は発行元が「主婦の友インフォス」となり、2023年4月1日に主婦の友インフォスが社名変更して「イマジカインフォス」に、発売元は主婦の友社のまま)に連載され、2023年2月までに13巻が刊行されている。

2017年からは「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)と「月刊サンデーGX」(小学館)の月刊誌2誌に、それぞれ別のマンガ家によりコミカライズ版が連載されている。2021年11月時点でスクウェア・エニックス版のコミックス累計部数は700万部、2023年6月時点で小学館版(イラストは、しのとうこさん)のコミックス累計部数は850万部(電子版含む)、2023年9月時点で全シリーズ累計2400万部を突破している。

2023年10月22日1時5分から日本テレビ系で放送されるアニメ版は監督を務めるのが長沼範裕さん、制作はTOHO animation STUDIO(トーホーアニメーションスタジオ)とOLMの2社で、1回目は今回、TOHOシネマズ日比谷で上映される1話から3話を一挙に放送する。

物語は医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫は、人攫いによって後宮に下女として売られてしまう。年季が明けるまで目立たぬように勤めるつもりだったが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから美形の宦官である壬氏の目に留まり、さまざまな事件の解決を手伝わされることになる。

やがて発生した寵姫の失踪事件は、猫猫を巻き込み国家転覆計画に広がっていく。そして、明らかになる壬氏の正体。2人の関係は微妙に変化していく。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、17日23時59分締め切り。料金は全席指定で2500円均一。