日比谷「すずめの戸締まり」再上映で新海監督、花澤香菜が挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年9月14日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は9月20日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「すずめの戸締まり」の「おかえり上映」初日に監督の新海誠さんと花澤香菜さんによる舞台あいさつを開く。

2022年11月11日から2023年5月27日まで一般公開された「すずめの戸締まり」((C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会)。9月20日にBlu-ray(ブルーレイ)とDVDが発売されるのを記念して9月20日から10月5日まで全国100館で特別バージョンの「おかえり上映」で再上映する。

2022年11月11日から2023年5月27日まで一般公開された「すずめの戸締まり」((C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会)は映画予報の8月28日の確認によると、興行収入が148億6000万円で、5月27日までの観客動員が1115万2970人となっている。

これに対して、9月20日にBlu-ray(ブルーレイ)とDVDで「すずめの戸締まり」Blu-rayコレクターズ・エディション(本編ディスク2枚+特典ディスク3枚で税込1万4300円、Blu-rayスタンダードエディション5500円、DVDスタンダードエディション4500円)が発売されるのを記念して、9月20日から10月5日まで全国100館で特別バージョンの映画本編を上映する「おかえり上映」で再上映することが決まった。

今回の「おかえり上映」では、未使用の“草太からすずめへの「ただいま」の音声”がラストシーンに追加された特別バージョンとし、さらにこの上映のために新海誠さんが自ら再編集している。また、それに合わせBlu-ray&DVD全エディションに音声特典として収録される新海誠さんと助監督の三木陽子さんによるオーディオコメンタリー(本編特別解説)も一部新たに録り直しをし、「おかえり上映」限定バージョンの副音声がスマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE(ハロームービー)」にて楽しめる。

この「おかえり上映」に際して、20日18時の回上映前に、監督の新海誠さんと声優で主人公の岩戸鈴芽(すずめ)の母親「岩戸椿芽(つばめ)」役の花澤香菜さんが舞台に登場してあいさつをする。

ウイキペディアによると、「すずめの戸締まり」は「君の名は。」と「天気の子」で大ヒットを記録したアニメ監督の新海誠さんが、こんどは日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出る少女の冒険と成長を描いた長編アニメで、新海誠さんのオリジナル脚本となっている。主人公の17歳の女子高校生の岩戸鈴芽の声優は、女優の原菜乃華さんが、オーディションを経て抜てきされた。

物語は九州の静かな町で暮らす17歳の女子高校生の岩戸鈴芽が、ある日、登校中に扉を探している青年・宗像草太に出会う。彼の後を追って山中の廃墟で見つけたのはある一つの扉だった。なにかに引き寄せられるように、鈴芽は扉に手を伸ばす。そこにあったのは広い草原とすべての時間が混ざりあった空があった。

その後、2人の前に人間の言葉を話す謎の白い猫、ダイジン(声は山根あんさん)が現れ「お前は、邪魔」と話した瞬間、草太は鈴芽がまだ幼い頃に使っていた椅子に姿を変えられた。やがて、日本各地の「災いの扉」が開き始める。

扉の向こう側からは災いがやって来るため、鈴芽は扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続ける鈴芽だった。

チケットはすでに先行抽選を締め切っている。料金はTOHOウェンズデイ特別料金になるため、一般1500円、高校生以下、ジュニア(3歳から中学生まで)、障がい者1200円。