アロフトが佐多商店の芋焼酎とコラボでカクテルとフード

【銀座新聞ニュース=2023年9月15日】世界最大のホテルチェーン、アメリカ・マリオット・インターナショナル傘下のホテル、アロフト東京銀座(中央区銀座6-14-3、03-6278-8122)は10月15日まで17階ルーフトップバー「Roof Dogs」で佐多宗二商店(鹿児島県南九州市頴娃町別府4910、0993-38-1121)とコラボした「晴耕雨読 XX ジョイホワイト POPUP」を開いている。

アロフト東京銀座のルーフトップバー「Roof Dogs(ルーフドッグス)」で10月15日まで開かれている「晴耕雨読 XX(ダブルエックス)ジョイホワイトPOP UP(ポップアップ)」で提供されている左からMint酎rep(ミントチュレップ)、Change your color(チェンジユアーカラー)、前割ダーティ(いずれも1000円)。

佐多宗二商店の飲み方によって七変化するカメレオン焼酎の芋焼酎「晴耕雨読 XX(ダブルエックス)ジョイホワイト」(1800CCで2600円から3000円前後)を使った3種類のカクテルを用意している。ブラジルの定番カクテル・カイピリーニャを焼酎でアレンジした「Mint酎rep(ミントチュレップ)」、晴耕雨読のラベルカラーをモチーフに5種類のゼリーを混ぜ合わせた「Change your color(チェンジユアーカラー)」、焼酎を前日から水で割る前割という手法で作った「前割ダーティ」をいずれも税込1000円で提供している。

また、今回は新しい焼酎の楽しみ方として、芋焼酎で煮込んだプルドポークドッグをはさんだホットドッグ(1400円)、薩摩芋のフレンチフライ(800円)、チーズが中からとろけるボール型のさつま揚げ「サツマボール」(1200円)、九州地方の郷土料理「ハトシ」をアロフト風にアレンジしたフード「赤のハトシ 緑のハトシ」も(1000円)を販売している。赤のハトシには、明太子と海老のすりみを、緑のハトシには、紫蘇、青唐辛子、紅生姜、鶏のすり身を入れている。

アロフト東京銀座はサンケイビルが建設し、マリオット・インターナショナルが運営するホテルで、2020年10月1日に開業した。敷地面積が804.77平方メートル、延床面積9927.39平方メートル、地上16階建てで、客室数が205室。 客室はキング(23.27平方メートル)が108室、ツイン(23.27平方メートル)が93室、スイート(54平方メートル)が4室で構成されている。

マリオットのホテルランクでは、「高級ホテル」のうちダブリュー・ホテルまでを「ラグジュアリー(高級ホテル)」、ウェスティン以下の「高級ホテル」と「中級ホテル」を「プレミアム(中級ホテル)」、フォーポイント・バイ・シェラトンとアロフトを「セレクト(低価格ホテル)」、エレメントを「長期滞在」に分類している。

佐多宗二商店は1908(明治41)年に佐多虎之助が創業し、焼酎「春風」を製造販売、1945年の鹿児島空襲により蔵が焼失し、1946年に移転して蔵を建て、1948年に佐多宗二(そうじ、1921-1996)が酒造業を法人化し「有限会社佐多商店」を設立(1980年に有限会社佐多宗二商店に改称)、代表取締役に就任した。1957年に現在地に移転し、1958年に「角玉梅酒」をアメリカ・ロサンゼルスに輸出し、1998年に佐多宗公(むねひろ、1965年生まれ)さんが代表取締役に就任し、2007年に新しい蔵を完成し、2014年に「間接加熱蒸留」(炎を直接当てる直火蒸留に対して、蒸気を使って加熱する方式をいう)シリーズを発表した。

営業時間は18時(土・日曜日、祝日15時)から22時。