牛角で「肉の日祭り」に黒毛和牛サーロイン550円で

【銀座新聞ニュース=2024年2月8日】国内第4位の外食グループ、コロワイド(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー)傘下で、焼肉レストランの「牛角」などを運営するレインズインターナショナル(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー、0120-142-029)は2月9日から18日まで「牛角 八重洲日本橋店」(中央区日本橋3-7-7、小村ビル、03-6202-1129)など「牛角」店で「年に一度の肉の日祭り」を実施する。

牛角が2月9日から18日まで「黒毛和牛サーロイン」(40グラム)を550円で提供する「年に一度の肉の日祭り」のフライヤー。

牛角は年に1度の2月9日を「肉の日祭り」とし、今回は9日から18日まで「黒毛和牛サーロイン」(40グラム)を税込550円で提供する。1人1皿注文したり、食べ放題コース(3938円、八重洲日本橋店限定の飲み放題込の5038円も)でも1皿追加注文することができる。

牛角店での「黒毛和牛」メニューはカルビ(979円)、上カルビ(1518円)、特撰ロース(1078円)があるが、通常は「サーロイン」は扱っていない。「肉の日」のみ特別に用意し、550円で提供する。なくなり次第終了する、

ビースマイルプロジェクトによると、日本国内の牛肉供給量(部分肉ベースで)約83万3000トンあり(2008年農水省データ)、輸入牛肉が57%、和牛、交雑種の国産牛(牛の飼育期間のうち、日本国内での飼育期間が国外の飼育期間に比べて長い牛のこと)が42%(その他1%)を占める。このうち、黒毛和種、褐毛(あかげ)和種、日本短角種、無角和種の4つの品種と、この品種同士で交配された交雑種を「和牛」と表記できる。

薩摩牛、松坂牛、神戸牛、米沢牛、但馬牛、近江牛などのブランド牛の多くは、黒毛和牛とされる。

ウイキペディアによると、「和牛」は、主として明治以降に使われだした近代の呼称であり、仏教の影響から675(天武4)年に天武天皇(生年不詳-686)より肉食禁止令が発布され、公には牛を食べることができなくなった。平安時代(794年から1185年)から牛の用途は牛車を引くことで、鎌倉時代(1185年から1333年)から室町時代(1336年から1573年)にかけて、西日本を中心に牛馬耕がさかんになり、農業の発展に大きく寄与した。

江戸時代(1603年から1868年)に兵庫県の最古の「蔓」(牛を近親交配させて作り出した優良な系統のこと)である周助蔓の流れを汲む「あつた蔓」からは「田尻号」が生まれている。全国和牛登録協会の調査によると、登録されている全国の黒毛和牛の母牛71万8969頭のデータベースから血統をたどったところ、71万8330頭(99.9%)が田尻号(但馬牛の系統)の血を引いていることが判明した。

1900(明治33)年に政府において種牛改良調査委員会が設けられ、和牛と西洋種との交雑が計画的に開始され、まずエアシャー種、シンメンタール種が輸入され、ついでブラウンスイス種が輸入されたが、当時、種付を希望する者が少なく、1909(明治42)年に但馬地方の養父市場村(現・養父市)で開催された第1回兵庫県畜産共進会で、ブラウンスイス雑種ではなく在来の但馬牛が1等を受賞した。これががきっかけで雑種牛の価格が暴落し多数の家畜商や農家が破産し、一般農家の多数は在来和牛やその雑種との交雑を望むようになった。

1911(明治44)年、政府はブラウンスイスとシンメンタール種の購入を見合わせる決定を下し、1912(明治45)年に政府は交雑奨励の政策を打ち切る決定を下し、以後、和牛の改良は純粋和牛と改良和牛を中心に行うことになった。

1919(大正8)年頃より、西日本を中心に和牛の審査登録が始まり、品種も但馬種、備作種、広島種、防長種、島根種、因伯種、豊後種、熊本種、鹿児島種の9種が登録された。
1937(昭和12)年の農林省令によって旧中央畜産会が全国を区域として牛の登録の中央団体になると、1938(昭和13)年より、新たに黒毛和種、無角和種、褐毛和種という品種による分類がなされた。1944(昭和19)年に従来の改良和種という呼称を廃止して、黒毛和種、褐毛和種、無角和種と呼称することが正式に決まり、総称して「和牛」と呼んだ。1957年に日本短角種が追加され、4品種からなる和牛が成立した。

現在は公正競争規約の制度にもとづき、食肉業界が作って公正取引委員会が認定した「食肉の表示に関する公正競争規約」第10条の施行規則で以下の食肉に和牛の表記を認めている。1.黒毛和種(2018年現在168万3000頭)、2.褐毛和種(2万2000頭)、3.日本短角種(8000頭)、4.無角和種(200頭)、5.1から4の品種間の交配による交雑種、6.5と1から5の交配による交雑種。ただし、牛の種類を問わず日本で飼養された牛の肉は「和牛」を名乗らない「国産牛肉」として流通する。その大半は和牛と乳牛の交雑種か、廃用になった乳牛となっている。

また、この「和牛」の中でも、黒毛和種が約97%を占めている。黒毛和種が主流になったのは、霜降り肉になりやすいからで、他の3品種の和牛がいちがいに劣るとは言えないが、霜降りでないと外国産の牛肉との厳しい価格競争にさらされるため、飼養頭数を減らしてきた。

日本の牛肉では日本食肉格付協会の定める歩留等級と肉質等級があり、歩留等級はABCで格付けされAがもっとも歩留がいい。肉質等級は第6、第7肋骨間に切り込みを入れ、定められたB.M.S(ビーフマーブリングスタンダード)、B.C.S(ビーフカラーリングスタンダード)、B.F.S(ビーフファットスタンダード)などから決定される。「B.M.S」は12段階、「B.C.S」と「B.F.S」は7段階で評価される。和牛農家、特に肥育農家はサシ(脂肪交雑)、すなわちBMSが肉質等級にもっとも影響しており、これが多くきめ細かいほど等級も高くなり1キロ当たりの単価が高く売買される。

中央区の近隣では「牛角新橋店」(港区新橋3-15-3、TKK第2新橋ビル、03-3515-7029)がある。

営業時間は店に問い合わせを。