有楽町「漫才協会」公開で塙宣之、土屋伸之、ロケット団ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2024年2月22日】書籍、映画配給事業、ネットワークエンタテインメントなどを運営するKADOKAWA(千代田区富士見2-13-3、03-5216-8212)は3月1日から9日まで角川シネマ有楽町(千代田区有楽町1-11-1、読売会館、03-6268-0015)で「漫才協会 THE MOVIEー舞台の上の懲りない面々」の公開を記念して出演者などによる舞台あいさつを開く。

3月1日から一般公開される「漫才協会 THE MOVIEー舞台の上の懲りない面々」((C)「漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々」製作委員会)のフライヤー。

公開初日の3月1日は19時20分の回上映前に、漫才協会会長で、監督を手がけた「ナイツ」(マセキ芸能社所属)の塙宣之(のぶゆき)さんと、小泉今日子さんとともにナレーションを担当した漫才協会常任理事の同じく「ナイツ」の土屋伸之(のぶゆき)さんが舞台に登場してあいさつをする。

2日は12時40分の回上映終了後と15時30分の回上映前に、監督の「ナイツ」の塙宣之さんと同じく「ナイツ」の土屋伸之さん、「ロケット団」(グレープカンパニー所属)の漫才協会副会長の三浦昌朗(まさあき)さんと漫才協会理事の倉本剛さん、「宮田陽と昇」(マセキ芸能社所属)の漫才協会副会長の宮田陽さんと漫才協会理事の宮田昇さん、漫才協会理事のねづっちさん(プロデューサーハウスあ・うん所属)が舞台に登場してあいさつをする。

3日から9日は「漫才」生ライブ付特別上映「漫才協会大行進 in 角川シネマ有楽町」として実施する。

3日は10時30分の回上映前に、「アマレス兄弟」(フリー)のアマレス兄さんとアマレス太郎さんが舞台に登場してあいさつをする。

4日は19時20分の回上映前に、「ハマカーン」(ケイダッシュステージ所属)の浜谷健司さんと神田伸一郎さんが舞台に登場してあいさつをする。

5日は19時20分の回上映前に、「ロケット団」の三浦昌朗さんと倉本剛さんが舞台に登場してあいさつをする。

6日は19時20分の回上映前に、「宮田陽と昇」の宮田陽さんと宮田昇さんが舞台に登場してあいさつをする。

7日は19時20分の回上映前に、「U字工事」(デューズ所属)の漫才協会理事の福田薫さんと漫才協会理事の益子卓郎さんが舞台に登場してあいさつをする。

8日は19時20分の回上映前に、ねづっちさんが舞台に登場してあいさつをする。

9日は10時30分の回上映前に、「わらふぢなるお」(グレープカンパニー所属)のふぢわらさんと口笛なるおさんが舞台に登場してあいさつをする。

「漫才協会 THE MOVIE(ザ・ムービー)ー舞台の上の懲りない面々」は2023年に「漫才協会」会長に就任した「ナイツ」の塙宣之さんによる数々のバラエティ番組でのプレゼン、「水曜日のダウンタウン」で大きな反響を呼んだ、おぼん・こぼん仲直り企画などで、演芸ファンのみならず、一般にも広く知られるようになった一般社団法人「漫才協会」に所属する芸人たちの悲喜こもごもを追ったヒューマンドキュメンタリーで、本作が初監督作品となる塙宣之さんのメガホンで映画化された。

2023年12月現在、124組、215人が所属する漫才協会の芸人たちから、ナイツ、U字工事をはじめ、青空球児・好児、おぼん・こぼんといったレジェンド芸人、錦鯉などのテレビで人気の芸人、さらに協会外からも爆笑問題、サンドウィッチマン、ビートきよしなど、数多くの芸人たちがスクリーンに登場する。ナレーションを小泉今日子さん、ナイツ・土屋伸之さんが務めるほか、エンディングテーマをザ・ハイロウズ、題字とお目付役は漫才協会外部理事の高田文夫さんが担当している。

映画の内容は浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)を活動拠点に、漫才協会に所属する芸人たちが連日舞台に立ち続けている。事故で右腕を轢断し、舞台復帰に向けてリハビリに励んでいる大空遊平。

39年間コンビとして活躍し、相方を亡くしてもなおピン芸人として舞台に立ち続けるホームランたにし。離婚後も同居を継続し、コンビで舞台に立ち続けるはまこ・テラこ。結成3年の若手コンビ・ドルフィンソングなど、幅広い世代の芸人たちの横顔をカメラが追う。

さらにナイツの師匠でもあり、最後まで舞台に立ち続けることにこだわった漫才協会名誉会長・内海桂子への思いなど、漫才協会に集った芸人たちの過去、現在、そして未来が描かれる。

ウイキペディアによると、塙宣之さんは1978年千葉県我孫子市生まれ、小学校5年で佐賀県佐賀市に引っ越し、創価大学経済学部を卒業、落語研究会に所属し、2000年にボケの塙宣之さんとツッコミの土屋伸之さんで漫才コンビを結成、漫才師の内海桂子(1922-2020)、落語芸術協会の三遊亭小遊三(こゆうざ、1947年生まれ)さんの弟子として活動、土屋伸之さんの母が所属していたのが縁で、マセキ芸能社に所属した。

2003年に漫才協団(現・漫才協会)の漫才新人大賞を受賞、2008年にお笑いホープ大賞THE FINAL優勝&NHK新人演芸大賞を受賞、M-1グランプリでは2008年、2009年、2010年3年連続で決勝進出し、THE MANZAI2011で準優勝、2007年6月に漫才協会の理事に就任、2018年にM-1グランプリの審査員を務めた。2013年に平成25年度文化庁芸術祭の大衆芸能部門で優秀賞、2022年度に第39回浅草芸能大賞で大賞を受賞している。2009年に一般女性と結婚、2014年に第1子(長女)、2016年に第2子(次女)、2018年に第3子(3女)が誕生している。

チケットは1日から3日まではネットで2月23日0時より、劇場窓口で23日10時から販売する。料金は2000円均一。4日以降から9日は順次、ネットであいさつ日の3日前の0時より、劇場窓口で3日前オープン時から販売する。料金は一般2000円、大学生1500円、小学生から高校生1000円、シニア1300円。