【銀座新聞ニュース=2024年2月28日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝（千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221）のTOHO NEXT（千代田区有楽町1-2-2）は3月5日にTOHOシネマズ日比谷（千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「映画しまじろう『ミラクルじまの なないろカーネーション』」の完成披露上映会を開く。

3月8日から一般公開される「映画しまじろう『ミラクルじまの なないろカーネーション』」（(C)Benesse Corporation 1988-2024／しまじろう(C)上海合源文化伝媒有限公司）のフライヤー。

3月5日11時からの完成披露上映会の前に、「キンギポッチ」の声優を務める「JO1（ジェイオーワン」の木全翔也（きまた・しょうや）さん、主題歌「まあるい気持ち feat.May J.」を歌唱するMay J.さん、しまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきいが舞台に登場してあいさつする。

「アニメーションビジネス・ジャーナル」によると、TOHO NEXTは東宝グループの配給元として東宝、洋画を中心とする東宝東和、東和ピクチャーズに次ぐ第4のブランドで、実写、アニメ、音楽、ステージ、ドキュメンタリーなどの映画を配給する。

これまでは主に数十スクリーンから100数十スクリーンの上映規模の小さい作品の場合、「東宝映像事業部配給」としていたが、こんごは演劇やミュージカルを撮影したものの上映などを「TOHO NEXT」として配給する。

第1弾が2024年1月5日公開の「TVシリーズ特別編集版『名探偵コナンvs.怪盗キッド』」で、4月公開の「探偵コナン 100万ドルの五稜星」のテレビシリーズの関連エピソードを劇場サイズにまとめた作品を配給した。第2弾が3月8日から公開する「映画しまじろう『ミラクルじまの なないろカーネーション』」になる。

ウイキペディアによると、「映画しまじろう『ミラクルじまの なないろカーネーション』」は「映画しまじろう」としては10作目で、企画の「こどもちゃれんじ」の35周年記念作品となっている。監督は「映画：しまじろう しまじろうとそらとぶふね」（2021年）の監督を務めた河村友宏さんが手がけ、企画は「こどもちゃれんじ」で、脚本は「しまじろうとそらとぶふね」を担当した杉浦理史さんが今回も務めている。本作のゲスト声優として「JO1」の木全翔也が出演する。

また、2013年の第1作から2017年の第5作まではCGアニメと実写版の上映により「劇場版しまじろう」としてきたが、2018年の第6作目からはCGアニメのみの構成に伴い、「映画しなじろう」としている。さらに、2021年の第8作から日本と中国の合作となり、今回もアニメ制作は「上海合源文化伝媒有限公司 白組」が手がけ、製作も「ベネッセコーポレーション 上海合源文化伝媒有限公司」となっている。

物語はしまじろうはある日「ミラクルじま」から来た、不思議な力をもつ男の子、ミラーと出会うところからはじまる。ミラーは「大切な人にあげると願いが叶う」というなないろカーネーションを持っていたが、島中のなないろカーネーションを独り占めにしようとしている、大魔法使いに奪われてしまう。

はたして、しまじろうたちはミラーと一緒に大魔法使いからなないろカーネーションを取り戻すことができるのか。

チケットはチケットぴあを通じて「先行抽選」を受付中で、2月29日23時59分締め切り。料金は一般2200円、大学生、専門学校生1700円、高校生、中学生以下2歳以上、障がい者1200円。シニア1500円。1000円プラスすると、プレミアBS（ボックスシート）にできる。