ヴァニラで元「AKB」光宗薫が「昔話」展、白黒で善悪の本質に

【銀座新聞ニュース=2024年3月22日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は3月23日から4月21日まで光宗薫さんによる個展「むかしむかし」を開く。

ヴァニラ画廊で3月23日から4月21日まで開かれる光宗薫さんの個展「むかしむかし」のフライヤー。

元「AKB48」13期生の光宗(みつむね)薫さんは0.7ミリのボールペンを用いて、独学でボールペン画を描いてきたが、最近は鉛筆画、油画、アクリル画、水彩画などあらゆる画材を駆使している。

今回は、日本の昔話や伝説よりインスピレーションを得た新作のシリーズを発表する。ヴァニラ画廊では光宗薫さんの「豊穣なイマジネーションを駆使し、モノクロームの奥行きある温かな筆致で、物事の理非や、善悪の本質に迫る」としている。原画や複製画の販売、作品や対談を収録したカタログ、オリジナルグッズも販売する。

ウイキペディアによると、光宗薫さんは1993年愛媛県生まれ、大阪府育ち、2011年12月にAKB48劇場で開かれた「AKB48 6周年記念公演」で「AKB48」13期生として披露された一方で、独学で絵を描き始め、2012年4月のTBS系「アタル(ATARU)」で連続ドラマに初出演、体調不良により、8月24日から26日の東京ドーム公演を辞退、10月24日に「AKB48」を辞退することを発表し、「AKB48」としての活動は10カ月だった。

2013年9月に「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL(アタル・ザ・ファースト・ラブ&ザ・ラスト・キル)」で女優業を再開、2013年10月に大阪府でボールペン画による個展を開いた。

2014年4月に芸能事務所に所属し、芸能活動を再開し、同年9月に「東京ランウェイ2014 SPRING/SUMMER」にモデルとして出演、2015年2月にも「東京ランウェイ2015 S/S」にモデルとして出演した。しかし、2017年9月に10月から芸能活動を休止することを発表した。

2015年9月からTBSの「プレバト!!」に出演し、陶芸査定コーナーで1位を獲得、2016年4月の「春の水彩画ランキング」企画の水彩画査定コーナーで1位、その後、昇格を続け、2020年8月の放送で、水彩画査定で名人初段へと昇格し、2023年12月時点で、水彩画名人10段、色鉛筆特待生3級、トーストアート特待生5級、黒板アート特待生5級、ストーンアート特待生5級となっている。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日、最終日17時)で、入場料は1000円。無休。23日、24日はオンラインチケットのみ。以降は当日券のみ。23日から25日まで肉筆原画については抽選販売。以降は先着順。ただし、複製原画は初日から先着順。