丸善日本橋で東早苗「猫」展、日常使いの食器等、ふじわらえつこも

【銀座新聞ニュース=2024年4月3日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月3日から9日まで3階ギャラリー特設会場で東早苗さんによる「猫といる。2」を開く。

丸善・日本橋店で4月3日から9日まで開かれる東早苗さんの個展「猫といる。2」のフライヤー。

石川県小松市の工房「九谷さなぼ」で九谷焼の猫の置物や器と五彩で制作する九谷焼伝統工芸士の東早苗さんが猫をモチーフにした、日常使いの食器、酒器、置物などを展示販売する。2023年8月に初めて「猫といる。」を開き、今回が2回目になる。

また、猫作家のふじわらえつこさんも出品する。

東早苗さんは石川県小松市生まれ、石川県立九谷焼技術研修所実務コースを修了、石川県立九谷焼技術者自立支援工房1期生で独立し、2003年に工房「九谷さなぼ」を開設し、北陸先端科学技術大学院大学商品開発実践プロジェクトを修了し、2013年に九谷焼伝統工芸士として認定され、伝統九谷焼工芸展で入選している。

その後も九谷ユニバーサルデザイン展で入賞、伊丹国際クラフト酒器展で入賞、あわくら女流作家展で入賞、金沢わん・One大賞展で入選、金津創作の森酒器展で入選、石川県庁九谷焼干支飾皿デザインコンペで入選、四日市萬古陶磁器コンペ2017で入賞している。

ふじわらえつこさんは京都精華大学美術学部デザイン科を卒業、アパレルメーカーのニットテキスタイルデザイナーを経てフリーとなり、アメリカンフローラルデザイン・プロフェッショナル1を取得し、現在は作品の制作、アレンジメント教室講師、ハガキ絵教室講師などお絵かき、ネコ作家、フラワーデザイナーとして活動している。

会期中、東早苗さんは毎日、会場に来る。

ふじわらえつこさんさんは3日、6日、7日、9日に来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。東早苗さんの作品を希望する人は3日9時から1階さくら通り側正面入口で抽選会を行う(1人1回、購入は5点まで)。9時30分にはスタッフの誘導で3階に上がる。また、会場内の撮影は禁止されている。