木村屋が銀座三越店などであんぱん祭り、あんぱん桜プレゼント

【銀座新聞ニュース=2024年3月29日】木村屋總本店(江東区有明1-6-18、03-5500-1600)は4月1日から4日まで直営店の「銀座三越木村屋」(中央区銀座4-6-16、三越銀座、03-3535-9677)などで「春のあんぱん祭り」を開く。

木村屋總本店が4月1日から4日まで「銀座三越木村屋」などで開く「春のあんぱん祭り」に展示される約40個分の特大あんぱん。

直営24店では通常の酒種あんぱん約40個分となる「特大あんぱん」をフォトスポットとして設置し(4月16日まで)、4日まで税込1000円以上購入すると、先着20人まで「酒種あんぱん桜」を1個ずつプレゼントする。

4月4日は「あんぱんの日」とされている。この「あんぱんの日」は1875(明治8)年4月4日に明治天皇(1852-1912)が隅田川花見で向島の旧水戸藩下屋敷訪問の際に、花見の茶菓子として木村屋(現:木村屋總本店)の「あんパン」が出された。

創業者の木村安兵衛(1817-1889)は、それまでの「あんパン」に工夫をこらし、中央に吉野山(奈良県)の八重桜の塩漬けをいれた「桜あんパン」を開発し、明治天皇、特に昭憲皇后(1849-1914)がお気に召し、木村屋の「あんパン」は皇室の御用達となり、その後、一般にも市販されるようになった。

そこで木村屋總本店が制定し、2001年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

中央区とその近辺では、銀座松屋店、日本橋三越店、東京大丸店、日本橋高島屋店で実施する。銀座木村屋は対象外。