日比谷「名探偵コナン」高山みなみ、山口勝平、大泉洋ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2024年4月7日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は4月13日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』」の公開を記念して、声優らによる舞台あいさつを開く。

4月12日から一般公開される劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」((C)2024青山剛昌/名探偵コナン製作委員会)。

13日9時50分の回上映終了後に、声優で主人公の「江戸川コナン」役の高山みなみさん、探偵・毛利小五郎の娘「毛利蘭」役の山崎和佳奈(わかな)さん、「怪盗キッド/黒羽快斗(くろば・かいと)」役の山口勝平さん、コナンの親友「服部平次」役の堀川りょうさん、平次の幼馴染でガールフレンド「遠山和葉」役の宮村優子さん、北海道警捜査一課の刑事「川添善久」役の大泉洋さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「名探偵コナン」は1994年から週刊マンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)に連載されているマンガ家の青山剛昌さんの作品が原作で、1996年からテレビでアニメが放映され、1997年に映画の第1作が公開された。映画は毎年1本ずつ制作され、ゴールデンウィーク前後に上映されており、今回が劇場版アニメ「名探偵コナン」シリーズの27作目にあたる。

「名探偵コナン」シリーズは2001年に第46回「小学館漫画賞」少年部門を受賞、2023年2月時点で単行本の全世界累計発行部数は2億7000万部を突破している。2018年6月の時点でマンガは25の国と地域で翻訳・販売され、アニメは40カ国で放送されている。

今回の劇場アニメ版の監督は2019年の23作目「紺青の拳」、2021年の24作目「緋色の弾丸」を監督した永岡智佳(ちか)さんで、脚本は2017年の21作目「から紅の恋歌」、2019年の23作目「紺青の拳」、2022年の25作目「ハロウィンの花嫁」の脚本を手がけた大倉崇裕さん、音楽は2022年の「ハロウィンの花嫁」、2023年の26作目「黒鉄の魚影(サブマリン)」の音楽を手掛けた菅野(かんの)祐悟さんが担当している。

また、怪盗キッドは2019年の23作目「紺青の拳」以来4作ぶり、平次が2017年の21作目「から紅の恋歌」以来6作ぶりに登場し、キッドと平次が同時に登場するのは2010年の14作目「天空の難破船(ロストシップ)」以来13作ぶりとなる。沖田総司(声優は遊佐浩二さん)は劇場版初登場で、青山剛昌さん原作のマンガ「YAIBA(ヤイバ)」の登場人物としては初めて劇場版「名探偵コナン」に登場することになる。

物語は北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届くところからはじまる。キッドの狙いは新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だったが、折しも函館で開催される剣道大会のため、服部平次やコナンも同地を訪れていた。

平次はキッドの変装を見破り、追い詰めていく。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され、捜査線上には「死の商人」と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上する。

チケットはチケットぴあを通じて「先行抽選」を販売中で、8日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生1700円、高校生、中学生以下3歳以上、障がい者1200円、シニア1500円。