【銀座新聞ニュース=2018年3月2日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの大手、東宝（千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221）で映像ソフトなどの制作・販売を手掛けている東宝映像事業部（同）は3月7日にTOHOシネマズ日本橋（中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「映画しまじろう『まほうのしまの だいぼうけん』」の完成披露上映会を開く。

3月9日から一般公開される「映画しまじろう『まほうのしまの だいぼうけん』」（(C)Benesse Corporation2018）。

9日から一般公開される「映画しまじろう『まほうのしまの だいぼうけん』」について、7日13時から完成披露上映会を開き、上映前にキャラクターのしまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきいと元サッカー女子日本代表の沢穂希（さわ・ほまれ）さんが公開記念トークを開く。また、上映終了後にしまじろう達と来場者との記念撮影会もあり、所要時間はイベントが約35分、上映時間が60分（途中休憩あり）の予定としている。

「しまじろう」はベネッセコーポレーションが1988年4月からはじめている子ども向け通信教育教材「こどもちゃれんじ」に出てくるキャラクターで、この「しまじろう」を主人公に描くテレビアニメが2008年よりテレビ東京系列で放送されている。劇場版シリーズとしては2013年から制作され、実写パートとアニメパートを交えて描かれてきたが、今回は「こどもちゃれんじ」の30周年記念として、全編アニメで制作されている。

監督が川又浩（かわまた・ひろし）さんとヒロ高島（ひろ・たかしま）さんで、脚本を青木由香（あおき・ゆか）さんが手がけている。声の出演は「縞野しまじろう」役が南央美（みなみ・おみ）さん、「緑原みみりん」役が高橋美紀（たかはし・みき）さん、「空野とりっぴぃ」役の山崎（やまざき）たくみさん、「桃山にゃっきい」役の杉本沙織（すぎもと・さおり）さん、「ガオガオさん」役の稲葉実（いなば・みのる）さん、「縞野さくら」役の井上喜久子（いのうえ・きくこ）さんら。

物語はある日、魔法の島へ冒険にでかけたしまじろうたちだが、島の村では、毎年来るはずの春が来なくて村人たちが困っており、しまじろうたちも力を合わせて春を呼ぼうとする。しかし、いたずらな3兄弟たちがやってくる。はたして、しまじろうは、無事に魔法の島に春を呼ぶことができるのか。

チケットは3月3日0時からパソコンなどで販売し、3日から劇場窓口でも販売する。料金は1500円、2歳以上のこども1000円。

注：「沢穂希」の「沢」は正しくは旧漢字です。名前などの名詞は原則として現代漢字（常用漢字）を使用しています。