シャンテ「アイリーン」安田顕、木野花ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年9月6日】中堅映画配給会社のスターサンズ(中野区中央1-35-6、03-6304-0807)は9月15日にTOHOシネマズシャンテ(千代田区有楽町1-2-2、03-6868-5001)で「愛しのアイリーン」に出演している安田顕さん、木野花さんらによる公開記念舞台あいさつを開く。

9月14日から一般公開される「愛しのアイリーン」((C)2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ(VAP/スターサンズ/朝日新聞社))。

9月14日から一般公開され、その翌日の15日の10時の回上映前と、13時45分の回上映終了後に、監督の吉田恵輔(よしだ・けいすけ)さんをはじめ、農家の長男「宍戸岩男」役の安田顕(やすだ・けん)さん、岩男の母親「宍戸ツル」役の木野花(きの・はな)さん、原作者のマンガ家の新井英樹(あらい・ひでき)さんが舞台に登場してあいさつする。

「愛(いと)しのアイリーン」は、マンガ家の新井英樹さんが「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に1995年19号より1996年42号まで連載されたマンガが原作で、日本の農村の少子高齢化、嫁不足、外国人妻、後継者問題といった社会問題に取り組んでいる。とくに、「国際結婚が内包している種々の問題」について描写しており、終盤にかけては「夫婦の愛情」や「母から子への愛情」などにテーマが広がり、最終的には「家族の愛」が描かれているという。

小学館(ビッグコミックス)から単行本全6巻、後に大都社より全2巻で復刊され、2011年には太田出版より新たに描き下ろしたエピローグ(16ページ)を加えた新装版が上下巻で復刊されている。

物語は42歳まで恋愛を知らず独身でいた宍戸岩男が、久しぶりに寒村にある実家に帰省するところからはじまる。実家では死んだことすら知らなかった父親の葬式の真っ最中だった。そんなタイミングで帰ってきた岩男がフィリピン人の嫁アイリーンを連れていったため、参列者がざわつき出し、その背後からライフルを構えた喪服姿の母親ツルが現れる。

吉田恵輔さんは1975年埼玉県生まれ、東京ビジュアルアーツを卒業、在学中から自主映画を制作し、監督の塚本晋也(つかもと・しんや)さんの「BULLET BALLET バレット・バレエ」(2000年)をはじめ、PVやCMの照明を担当し、2005年に中編映画「なま夏」で監督デビューし、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門でグランプリを獲得、2006年に「机のなかみ」で長編デビューし、2008年に発表した小説「純喫茶磯辺」を自ら監督・脚本で映画化した。

2010年に「さんかく」、2013年に「ばしゃ馬さんとビッグマウス」や「麦子さんと」などのオリジナル作品を発表し、2014年に青春マンガ「銀の匙 シルバースプーン(Silver Spoon)」を、2016年に古谷実(ふるや・みのる)さんのマンガ「ヒメアノール」を実写映画化した。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売中で、7日11時締め切り。一般発売は8日11時から。料金は全席指定で2000円均一。映画は「R15+」(15歳以上が鑑賞できる)に指定されている。