サニーヘルス、第3のミルクは抗アレルギーや美容効果も

【銀座新聞ニュース=2019年5月19日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「アレルギー対応だけじゃない!美容効果にも期待大の『第3のミルク』」を発表した。

牛乳、豆乳に続く第3のミルクはアーモンド以外にも、穀物やスーパーフードなどが原料になっているものもあり、これから普及が見込まれている。

「ミルク」といえば牛乳だが、今や「ミルク」は牛乳だけとは限らない。第2のミルクと呼ばれる「ソイミルク(豆乳)」は昔からあり、最近では植物性食品から作られる「第3のミルク」が注目されている。ここ数年、一般的なスーパーでもよく見かけるようになってきた「アーモンドミルク」も、第3のミルクの一種だ。

「第3のミルク」はアーモンド以外にも、穀物やスーパーフードなどが原料になっているものもあり、アレルギー問題や美容効果、オシャレさなどもあり、こんご、ますます普及していくとみている。今回は「第3のミルク」の種類や特徴を紹介する。

「第3のミルク」のメリットについて言及しよう。
1)お腹が弱い人でも安心して飲める。牛乳に含まれる乳糖が原因で飲むとお腹を壊してしまう「乳糖不耐症」の人は、日本人にとても多い。しかし、乳糖を一切含まない「第3のミルク」なら、お腹が弱い人も安心して飲むことができる。

2)ノンコレステロール。植物性食品から作られる「第3のミルク」は、当然、動物性脂肪が含まれていないので、悪玉コレステロールの心配がない。

3)アレルギーにも対応。牛乳や豆乳の原料である大豆にアレルギーのある人にも対応できるのが「第3のミルク」だ。普及しつつあるアーモンドミルク以外にもいくつか種類があるので、自分の体質や好みに合わせて選ぶことができる。

「第3のミルク」の種類について説明しよう。
1)アーモンドミルクはアーモンドから作られている。100ミリリットルあたり4.5ミリグラム程度のビタミンEが含まれており、成人女性の1日の摂取目標量が6ミリグラムなので、そのほとんどを補うことができる。ビタミンEには強い抗酸化作用があり、エイジングケア効果が期待されている。

アーモンドミルクは脂肪分が多く含まれているが、脂肪といってもいわゆる「体によい油」の部類で、オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸という。牛乳の乳脂肪はアレルギーやアトピーを悪化させるともいわれているが、オレイン酸であればその点はクリアすることができる。

スーパーやコンビニなど身近な販売店で購入できるのはアーモンドミルクぐらいしかないが、ネットショップであれば多くの種類が販売されている。

2)その次がライスミルクで、米、主に玄米から作られている。牛乳と比較すると、ライスミルクは糖質(炭水化物)が多く含まれ、カルシウムやタンパク質はそれほど含まれてない。玄米由来のライスミルクには、ビタミンB群、E、食物繊維が含まれている。

3)オートミルクはオート麦(えん麦)から作られている。アメリカでは最近オートミルクが大人気で、売り切れ状態だそうだ。水溶性食物繊維の「β(ベータ)グルカン」が豊富で、この成分は食後血糖値上昇を抑える効果があり、肥満予防や悪玉コレステロールを減らす作用、腸内環境を整える効果などがあるとされている。

4)カシューナッツミルクはカシューナッツから作られている。「第3のミルク」の中ではクリーミーで、亜鉛がナッツ類の中でもっとも多く、ビタミンもB群が含まれている。亜鉛は味覚を正常に維持するのに重要な栄養で、タンパク質の合成にも必要とされ、成長の促進や傷の回復を促す効能もある。

5)キヌアミルクはスーパーフードとして一躍知られるようになったキヌアから作られている。キヌアは穀物だが、タンパク質が白米の2倍含まれ、食物繊維、カルシウム、鉄、マグネシウムなどミネラル各種も豊富だ。食品から摂取する必要のある必須アミノ酸9種類すべてを含んでおり、そのバランスも優れている。

6)ヘンプミルクはヘンプシード(麻の実)から作られている。キヌアと同様にヘンプシードもスーパーフードといわれており、注目の食品だ。ヘンプシードにはタンパク質が多く含まれており、鉄、カルシウムも多く、また魚の脂肪で知られるオメガ3脂肪酸(DHA、EPA、αリノレン酸)も含んでいる。

「第3のミルク」の取り入れ方としては、基本的には牛乳や豆乳と同様に使うことができる。種類やメーカーによって風味やとろみ加減が異なるので、用途や好みで選べばいいという。

選び方の注意点としては、メーカーにより製造方法が異なるめ、栄養素の含有量がマチマチであったり、砂糖など甘味料が添加されていたりするので、原材料表示をよく確認してほしい。料理に使うのであれば余計な甘味料が添加されていないものが使いやすいし、そのまま飲むのであれば味が調整されたものが飲みやすい。

いずれにしても、これまでは牛乳か豆乳かぐらいしか選択肢がなかったが、「第3のミルク」は種類が豊富だ。アレルギー対応ができる点が素晴らしい上に、美容効果も期待できるので、積極的に取り入れたい。