ヴァニラで前田彩華展

【銀座新聞ニュース=2019年11月4日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は11月4日から10日まで前田彩華さんによる「イノセントワールド」を開く。

ヴァニラ画廊で11月4日から10日まで開かれる前田彩華さんの「イノセントワールド」に出品される作品。

和紙に丸ペンと墨で、繊細で幻想的な作品を描く前田彩華(まえだ・あやか)さんが新作を中心に展示する。

前田彩華さんは「内臓は美しい。余計なものは何もなく、すべてがプログラムのように緻密に作りこまれている。複雑に入り混じって、微妙にゆれる感情もまたしかり。宇宙から見たら砂粒のような体の中に、計り知れない広がりと美しさを感じ」るとしている。

また、「存在理由や生きる意味は分からないけれど、今生きていることの神秘や奇跡は感じることができます。人のすべては美しい。だから、大切にしたい」との思いで制作している。

前田彩華さんは1989年三重県伊賀市生まれ、総合学園ヒューマンアカデミーマンガカレッジを卒業、マンガを学びながら難波の路上で絵を売り始め、2012年にアートスペース亜蛮人で初個展、2014年にギャラリークレハで個展を開く。

2013年に「タツコン2013」でギャラリー(GALLERY)龍屋賞、2014年に第57回新象展で大阪教育委員会賞(2017年に大阪市長賞)、2017年にアンノウンアジア(UNKNOWN ASIA)2017で横山大地賞(2018年にフェスティバルシティ賞と松丸頒泰賞)などを受賞している。
開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日17時)で、入場は無料。