ギャルリー志門で国画会の増田昌己「銅版画展」

【銀座新聞ニュース=2020年12月14日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は12月14日から19日まで増田昌己さんによる銅版画展を開いている。

ギャルリー志門で12月14日から19日まで開かれる増田昌己さんの銅版画展に出品される作品。

国画会の版画部に所属している銅版画家の増田昌己(ますだ・まさき)さんが新作を中心に個展を開く。

国画会は伝統的な文展の審査のありかたに不満・疑問を持った京都在住の日本画家によって、“西洋美術と東洋美術の融合と、新しい日本画の創造”をめざし、1918(大正7)年に「国画創作協会」として結成され、展覧会は「国展」と称した。

当初、日本画部と洋画部(1925年に新設)の2部を擁したが、1928(昭和3)年に解散、第2部が国画会として独立し、以後、絵画部に版画部、彫刻部、工芸部、写真部を加え、1939年までに5部による美術団体として、1945(昭和20)年を除き、毎年春期に東京都立美術館にて公募展を開き、2007年より、国立新美術館で開いている。現在、会員は5部で470人、準会員が260人、会友400人。

増田昌己さんは2005年から2019年まで国画会が主催する「国展」に出品している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。