ヴァニラ画廊で鳥居椿、最合のぼる「青いドレスの女」原画展

【銀座新聞ニュース=2021年1月8日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は1月9日から21日まで、鳥居椿さんと最合のぼるさんによる「暗黒メルヘン絵本シリーズⅢ 青いドレスの女」出版記念原画展を開く。

ヴァニラ画廊で1月9日から21日まで開かれる鳥居椿さんと最合のぼるさんによる「暗黒メルヘン絵本シリーズⅢ 青いドレスの女」出版記念原画展のフライヤー。

イラストレーターで創作人形作家の鳥居椿さんがイラスト、作家の最合のぼるさんが文章と写真を手がけた「暗黒メルヘン絵本シリーズⅢ 青いドレスの女」(発行:アトリエサード、発売:書苑新社、税別2255円)が1月に刊行されるのを記念して原画展を開く。鳥居椿さんの全原画と、最合のぼるさんの写真作品などを展示する。

「暗黒メルヘン絵本シリーズ」は最合のぼるさんが内外の童話に着想を得た5巻完結のシリーズで、各巻ごとに幻想的な少女作品を描いているイラストレーターを起用し、2019年10月に第1巻「暗黒メルヘン絵本シリーズ 一本足の道化師」を刊行した。イラストレーターは黒木こずゑさん、第2巻が「夜間夢飛行」で、たまさんがイラストを担当、第3巻が「青いドレスの女」で、鳥居椿さんが10数点を描き下ろした。

鳥居椿さんは1982年生まれ、2002年から作品の制作をはじめ、「ガラスの小鳥社」を結成、2003年からグループ展に参加し、2010年からヴァニラ画廊のグループ展に出品している。

最合のぼるさんは映画脚本でデビュー、ライトノベルや小説を執筆、小説ではレイアウトやタイポグラフィなどで視覚効果もある独特の物語空間をつくり、ブックデザインも自ら手がけている。また、自著の世界観を具現化したオブジェの制作や、音楽家との朗読ライブの企画演出なども行っている。

期間中、鳥居椿さんと最合のぼるさんによる作品解説やミニ朗読など、会場からのライブ配信を予定している。詳細はヴァニラ画廊まで。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日17時)で、入場料500円。無休。入場に際してはマスク着用、検温などがある。時間指定有の完全チケット制で、定員制で1時間単位で完全入れ替えとなる。ライブポケット(https://t.livepocket.jp/t/te9i_)を通じて予約する。当日券はない。