ヴァニラで古屋兎丸と小林裕和「少年たち」展、写真とムービー

【銀座新聞ニュース=2019年10月1日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル地下2階、03-5568-1233)は10月3日から20日まで古屋兎丸さんと小林裕和さんによる「少年たちのいるところ」展を開く。

ヴァニラ画廊で10月3日から20日まで開かれる古屋兎丸さんと小林裕和さんによる「少年たちのいるところ」展のフライヤー。

マンガ家の古屋兎丸(ふるや・うさまる)さんが2016年10月から2017年6月までマンガ隔月刊誌「ゴーゴーバンチ」(新潮社、2013年11月号に創刊、2018年2月に休刊)に連載した「少年たちのいるところ」を実写化し、写真家の小林裕和(こばやし・ひろかず)さんの写真だけでなく、ショートムービーの上映や、古屋兎丸さんの新規描き下ろしイラストも展示する。A室では小林裕和さんの写真を展示、B室では映像を展示している。

ショートムービーについては、男性キャストには、「佐野霧」役で松田凌(まつだ・りょう)さん、「南野竜」役で有沢樟太郎(ありさわ・しょうたろう)さん、「奈良崎すばる」役の星元裕(ほしもと・ゆづき)の若手俳優を起用し、物語のキーとなるヒロイン「梅木奈乃」役のゆらさんが出演している。

古屋兎丸さんによると、作品については「普通を求めれば求めるほど普通から遠ざかる主人公・霧君を中心とした4人の少年少女達の少し歪んだひと夏を描いた青春ストーリー」としている。会場の全体構成、映像作品の絵コンテ、撮影現場での演技指導も担当している。

小林裕和さんは「撮影現場で、兎丸先生自らの演技指導なども行って頂きました。僕自身も先生の演技指導に身震いしつつ、堪能しつつ撮影に取り組み、徹底的に“古屋兎丸”を感じられる作品群」としている。

古屋兎丸さんは1968年東京都生まれ、多摩美術大学美術学部絵画科(油絵専攻)を卒業、卒業後は油絵だけで身を立てるのが難しく、アルバイトでイラストを描いて収入を得、マンガ家への転身を決意し、1994年に月刊「ガロ」に掲載された「パレポリ(Palepoli)」でデビュー、高校の美術講師をしながらマンガを描き続け、週刊マンガ誌「π(パイ)」への連載により、フリーとなる。

2005年にオムニバス映画「ズー(ZOO)」の中の「陽だまりの詩」の脚本・絵コンテ・キャラクターデザインを手がけ、劇団「東京グランギニョル」の舞台をマンガ化した「ライチ光クラブ」で注目され、2012年12月に舞台化された。2016年10月より「ゴーゴーバンチ」(新潮社)で「少年たちのいるところ」、2017年1月より「モーニング・ツー」(講談社)で「アマネギムナジウム」を連載している。

小林裕和さんは広告写真家に師事、出版社写真室を経て独立し、プロデューサーとしては、写真集やムック本のプロデュース及び制作を重ね、3年間で30冊を刊行した。代表作は「『月刊』×新世代俳優シリーズ」。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)。入場料は1000円。会期中、無休。

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