松屋で、謎解きの「相棒」展、特命係、花の里も再現

【銀座新聞ニュース=2012年3月1日】松屋銀座店(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)は3月2日から3月12日まで8階イベントスクエアで「相棒展プレミアム2-杉下右京を捜せ!相棒展の一番長い昼」を開催する。

「相棒展プレミアム2-杉下右京を捜せ!相棒展の一番長い昼」はテレビ朝日が2010年秋に刑事ドラマ「相棒」の10周年を記念したイベントとして第1弾を開き、今回がその第2弾で、松屋銀座店で開催する。

「相棒展プレミアム2」は「相棒-劇場版」などの脚本を手がけた戸田山雅司(とやまだ・まさし)さんが音声ガイドを制作し、入場者ひとりひとりが「相棒」の出演者の声を聞きながら、会場に隠された謎を解くという体験型イベントになっている。

また、会場ではドラマの「特命係」の室内と小料理屋「花の里」を再現し、実際にドラマで使用された衣装や小道具など約100点も展示する。さらに、記念撮影コーナーもあり、新しい「相棒」関連グッズも販売する。

ウイキペディアによると、「相棒」は2000年6月にテレビ朝日系土曜ワイド劇場枠で放送され、2002年10月よりシリーズ放送されているドラマで、2011年10月から2012年3月まで11回目のシリーズ「シーズン10」が放映されている。2008年には映画「相棒-劇場版」が、2010年に劇場版2作目が公開されている。

ドラマの内容は警視庁に存在する「窓際部署」の「特命係」に所属する、キャリアでありながら、その変人ぶりが災いして出世コースから外れた警部・杉下右京(水谷豊=みずたに・ゆたか=さん)と、事件で失態を演じたためリストラ対象にされた上に、杉下右京と組まざるを得なくなった巡査部長・亀山薫(寺脇康文=てらわき・やすふみ=さん)の2人の活躍を描いている。

シリーズ途中で亀山薫が警察を退職したため、警察庁上層部の命令により杉下右京を調査する名目で特命係に送り込まれた警部補・神戸尊(及川光博=おいかわ・みつひろ=さん)が相棒の立場を引き継いでいる。

2008年に水谷豊さんと寺脇康文さんが第16回橋田賞、2011年に第48回ギャラクシー賞テレビ部門特別賞、水谷豊さんと脚本担当の桜井武晴(さくらい・たけはる)さんが貧困ジャーナリズム大賞2011を受賞している。

「花の里」は杉下右京の元妻・宮部たまき(益戸育江=ますど・いくえ=さん)が営んでいた、座席数が10席程度のカウンター席のみの小料理屋だ。ドラマの途中で、宮部たまきの意向により突如閉店するが、その後、月本幸子(鈴木杏樹=すずき・あんじゅ=さん)が杉下右京のすすめにより女将の立場を引き継ぎ、営業を再開している。

開場時間は10時から20時(最終日は17時)。入場料は1000円(前売り700円)、中学生以下無料。