クリニークがプランタンでリップカラーイベント

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【銀座新聞ニュース=2012年3月12日】アメリカの化粧品会社の日本支社、クリニーク ラボラトリーズ(千代田区永田町2-11-1、山王パークタワー24階、ELGC株式会社内、03-5251-3541)は3月13日から15日の3日間、プランタン銀座(中央区銀座3-2-1)本館1階の「ル・パサージュ」でスペシャルイベント「クリニーク チャビー スティック カフェ」を開く。

クリニーク ラボラトリーズが3月13日から15日の3日間、プランタン銀座で開く「クリニーク チャビー スティック カフェ」で試せる「チャビー スティック」。

3月1日にプランタン銀座にショップをオープンしたクリニーク ラボラトリーズが特別イベントを開き、期間中、口紅のリップカラー「チャビー スティック」(2100円)全16色を試せるようにする。

「チャビー スティック」はマンゴーバターやシアバターなどのトリートメント成分を配合したクレヨンタイプのリップカラーで、単色のほか、2色以上を合わせて自分色を見つけられる。

ウイキペディアなどによると、クリニーク ラボラトリーズはエスティローダー カンパニーズ傘下の化粧品ブランドで、1967年に雑誌「ボーグ(VOGUE)」(アメリカ版)に「美しい肌は作り出すことができるのか?(Can Great Skin Be Created?)」という記事が掲載された。

編集者のキャロル・フィリップス(Carol Phillips)さんと、アメリカの皮膚科専門医のノーマン・オラントラック(Norman Orentreich)さんがスキンケアの重要性について説いた内容で、これを読んだエスティ・ローダー(Estée Lauder、1906-2004)の息子の嫁、エブリン・ローダー(Evelyn Lauder、1936–2011)が、エスティに新たなブランドを設立することを持ち掛けた。

1968年8月にキャロル・フィリップスを社長、オラントラックさんを顧問皮膚科医に迎え、2人の協力のもと、新しいコンセプトの化粧品ブランド「クリニーク」が誕生し、低刺激性で皮膚科医の指導のもと研究、開発された製品を百貨店「サックス フィフス アベニュー」で発売した。

スキンケアとメークアップ製品はすべて100パーセント無香料で、アレルギーテストの厳しい自社基準のもとに開発され、世界140カ国・地域で販売されている。アレルギーテストはさまざまな人種の600人にそれぞれ12回ずつ(合計7200回)、製品を使用してもらい、アレルギー反応がないかどうかをテストし、それをクリアした製品だけが販売されているという。

1978年に日本に上陸し、百貨店の売り場のロケーション、カウンターデザイン、広告プロモーション、カウンセリング方法、販売員の制服まで、これまでの日本にはないクリニーク独自の条件を提示し、製品を販売する方式を採用した。店頭で「クリニーク コンピューター」と呼ばれるツール(皮膚科で行う問診表を参考にした質問内容)で肌診断を行い、顧客の肌に適したサンプルを無料で配布した。

営業時間は11時から21時で、メイクアップサービスを受けると、オリジナル キャンディがもらえ、「チャビー スティック」を購入するとミラー付チャームがもらえ、ラッピングもサービスしてもらえる。