ギャップ旗艦店内覧会で森泉がトーク

【銀座新聞ニュース=2011年3月1日】アメリカのギャップ(GAP、カリフォルニア州サンフランシスコ)の日本法人、ギャップジャパン(渋谷区千駄ヶ谷5-32-10)は3月1日に「ギャップ(Gap)フラッグシップ銀座」(中央区銀座4-2-11、ヒューリック銀座数奇屋橋ビル、03-5524-8777)の内覧会を開催した。

「ギャップフラッグシップ銀座」は地上11階、地下4階の「ヒューリック銀座数奇屋橋ビル」の1階から4階、売り場面積で1435平方メートルに展開し、1階中央には創業年の「1969」をデザインしたオブジェが飾られ、その前には首から下のマネキンを使って最新ファッションを展示している。オブジェの後ろにエスカレーターを配置し、エレベーターの色はスカイブルーのオブジェと同じ配色になっている。

また、入り口右手にホワイトスペースがあり、特別の商品や季節ごとの最新の商品を展示し、ウインドウショッピングの客が外から見られるようにしている。

エスカレーターで2階に上がると、自転車を置いた「ギャップ」ならではのディスプレーで、壁に沿って女性向けの商品が並べられている。1階と2階が主力の女性向け売り場だ。

3階は男性向けで、2階とは異なった自転車と商品を組み合わせたディスプレーが中央に飾られ、軽快なカジュアルなイメージをつくりあげている。4階が子ども向け売り場で、「ギャップキッズ(GapKids)」と「ベビーギャップ(babyGap)」の衣服が陳列されている。

銀座店は日本のギャップ店では最大規模の旗艦店で、外観のファサード部は青と透明のガラスで構成され、「モダンとセクシー」をテーマに売り場を設けている。

ギャップは1969年にアメリカのドナルド・フィッシャー (Donald Fisher、1928-2009)とドリス・フィッシャー(Doris Fisher)さんの夫婦がはじめ、子どもと大人の間のティーン世代を狙ったデニムの洋服を手がけ、1990年まではリーバイ・ストラウス社のジーンズも店頭で扱っていたが、それ以後はプライベートブランドを販売している。

1994年に日本法人を設立、1995年に第1号店を東京の数寄屋橋阪急内(当時)に開き、現在、日本では121店舗を展開している。また、オールド・ネイビーとバナナ・リパブリックというブランドを傘下に持っている。

17時からモデルの森泉(もり・いずみ)さんによるトークショーを開いた。森泉さんは「銀座店」の開店を記念してイタリア・ミラノのセレクトショップ「ディエチ・コルソコモ(10 Corso Como)」と共同開発した「ウルタラスキニージーンズ」を着用して登場し、「伸びるので、着心地がとてもいい」と語った。

この日は白系のノースリーブを合わせて「清楚で大人の女性らしさ」でまとめたという。ギャップに関してはルームウェアなどを着用しており、普段から「ピンクやパステル系が好み」という。

ウイキペディアなどによると、森泉さんは1982年東京都港区生まれ、父方の祖母がファッションデザイナーの森英恵(もり・はなえ)さん、父方の祖父がハナエモリグループ会長を務めた森賢(もり・けん)。クラーク記念国際高校を卒業、高校時代にアメリカの高校兼ボーディングスクールのパットニースクール(バーモント州ウィンダム郡)に留学した経験がある。

2002年に19歳でモデルデビュー、日本ファッションエディターズクラブ主催の第48回FCEモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2005年より「おしゃれイズム」にアシスタントとして出演、その後ファッション誌のモデルとして活躍し、2006年7月に日本テレビ系「59番目のプロポーズ」で女優デビューした。

3月3日の開業日は11時に開店する。10時40分から11時まで、カナダのシンガーソングライター、アブリル・ラヴィーン(Avril Ramona Lavigne)さんが来場して、オープニングセレモニーを開く。

営業時間は11時から21時。年中無休。