ヴァニラで田中流「人形写真」展、清水真理らの作品も

【銀座新聞ニュース=2019年10月21日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は10月22日から27日まで田中流さんによる球体関節人形写真集「Dolls-瞳の奥の静かな微笑み」出版記念展覧会を開く。

ヴァニラ画廊で10月22日から27日まで田中流さんによる球体関節人形写真集「ドールズ(Dolls)-瞳の奥の静かな微笑み」出版記念展覧会のフライヤー。

写真家の田中流(たなか・ながれ)さんが10月22日に「ドールズ(Dolls)-瞳の奥の静かな微笑み」(アトリエサード、税引2300円)を刊行するのを記念して、写真展を開く。また、写真集に掲載されている人形作家の作品も展示する。

田中流さんが最初に清水真理(しみず・まり)さんの人形を撮影してから四半世紀経ち、写真家として数多くの人形に接している。清水真理さんは「田中流が記録した写真の細部から、作家によって命を吹き込まれた人形たちの体温を感じる」としている。

今回、出品するのは亜由美(あゆみ)さん、愛実(あゆみ)さん、石田麻衣子(いしだ・まいこ)さん、今井亜樹(いまい・あき)さん、影山多栄子(かげやま・たえこ)さん、川上勉(かわかみ・つとむ)さん、木村龍(きむら・りゅう)さん、高斉(こうざい)りゅうさん、上妻(こうづま)みどりさん、小骨(こぼね)さん。

サクラ(SAKURA)さん、桜井紅子(さくらい・べにこ)さん、清水真理さん、垂狐(すいこ)さん、鈴雪(すずゆき)さん、高田美苗(たかだ・みなえ)さん、舘野桂子(たての・けいこ)さん、月(つき)さん、朋トモヱ(とも・ともえ)さん、長尾都樹美(ながお・ときみ)。

林美登利(はやし・みどり)さん、泥方陽菜(ひじかた・はるな)さん、日隈愛香(ひのくま・あいか)さん、人形を制作するクロさんと衣装、写真、アートワークを担当するシロさんの2人ユニット「フリィクスサァカス(FREAKS CIRCUS)」、ホシノリコ(ほしの・りこ)さん。森馨(もり・かおる)さん、山吉由利子(やまよし・ゆりこ)さん、レンベア(RENbear)さんの28人。

田中流さんは日本写真芸術専門学校を卒業、舞台、ライブ写真、展覧会、ワークショップ講師などの活動をしている。

26日17時30分から田中流さんによる人形フォトワークショップを開く。展示中の作品を被写体に、田中流さんが撮影の基本をレクチャーする。参加費は3500円で、定員は10人。持参する物は撮影器具1点(一眼レフカメラ、デジタルカメラ、スマートフォンなどの写真撮影ができるもの)。予約はライブポケット(https://t.livepocket.jp/e/k9nsg)から。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)。入場料は500円。

注:「高斉りゅう」の「斉」と「桜井紅子」の「桜」は正しくはいずれも旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。