丸善日本橋で大木章子が「時計と絵画」展、疑似大理石技法で

【銀座新聞ニュース=2021年3月9日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月10日から16日まで3階ギャラリーでギャラリー「SIACCA」による「太陽と時計と絵画の世界」を開く。

丸善・日本橋店で3月10日から16日まで開かれるギャラリー「SIACCA(シアカ)」による「太陽と時計と絵画の世界」のフライヤー。

ギャラリー「SIACCA(シアカ)」(中央区銀座2-9-16、03-3563-2626)を運営し、石膏マーブル(疑似大理石)の技法で、絵画、時計を制作する大木章子さんが新作絵画、オリジナル時計、革小物、ストール、宝飾品などを展示販売する。会場では時計を購入した人には名前を彫り込むサービスも行う。

「SIACCA」は地中海のシチリア島、南部の小さな町の名前からとっている。「シチリアを旅した時、その美しい街並みと、小さいながらも活気ある港、温かい人々にひかれ、大好きにな」ったとしている。

大木章子さんは1967年福岡県柳川市生まれ、1990年に多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業、1985年よりミクストメディア、レリーフを中心に制作活動をはじめ、1987年から個展を開き、1989年にアメリカ・ニューヨークで個展を開く。

1990年よりヨーロッパを中心に各地の工房、美術館を自転車でめぐる、1992年に「Siacca(シアカ工房)」を千葉県長生郡白子町に設立、2016年に銀座に「ギャラリーSIACCA」をオープンし、個展を開き、2018年に帝国ホテルプラザで個展を開いた。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)。また、ギャラリー「SIACCA」では3月17日から22日まで20歳以下の美術、文学、音楽作品などを展示販売する「UNDER(アンダー)20展」の参加者を募集している。問い合わせはギャラリーへ。