TOEI「T校バスケ」初日、志尊淳、早見あかりら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年10月24日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は11月3日から丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で一般公開する「走れ!T校バスケット部」の初日に志尊淳さん、早見あかりさんらによる舞台あいさつを開く。

11月3日から一般公開される「走れ!T校バスケット部」((C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会)。

3日8時40分の回上映終了後と12時40分の回上映前に、監督の古沢健(ふるさわ・たけし)さんをはじめ、主人公で多田野高校バスケット部に所属する「田所陽一」役の志尊淳(しそん・じゅん)さん、多田野高校バスケット部キャプテン「矢島俊介」役の佐野勇斗(さの・はやと)さん、多田野高校バスケット部マネージャー「佐藤浩子」役の早見(はやみ)あかりさん、多田野高校バスケット部に所属する「川崎裕太(ガリ)」役の戸塚純貴(とづか・じゅんき)さん。

多田野高校バスケット部「牧園浩司(ゾノ)」役の佐藤寛太(さとう・かんた)さん、多田野高校バスケット部「川久保透」役の鈴木勝大(すずき・かつひろ)さん、多田野高校バスケット部「根来修(コロ)」役の西銘駿(しにめ・しゅん)さん、多田野高校バスケット部「斎藤健太」役の阿見201(あみ・にいまるいち)さんらが舞台に登場してあいさつする。

「走れ!T校バスケット部」は作家の松崎洋(まつざき・ひろし、1948-2014)が2007年に刊行した同名小説(彩雲出版、2010年に幻冬舎文庫化)を実写映画化された作品で、2008年からシリーズ化され、2013年4月に第9巻が刊行されたところで、著者が亡くなり、最終の第10巻は息子の松崎準(まつざき・じゅん)さんとの共同執筆になっている。また、2010年より近藤(こんどう)こうじさんによりコミック化(全3巻、幻冬舎・バーズコミックススペシャル)されている。

作品は弱小バスケットボールチームの成長を通して高校生の悩みや友情、家族の思いを描いた青春スポーツ映画で、古沢健さんが監督、徳尾浩司(とくお・こうじ)さんが脚本を手がけている。

物語は中学時代にバスケットボール部のキャプテンだった田所陽一が強豪・白瑞高校に特待生として入学するも、部内で激しいイジメに遭い自主退学してしまう。二度とバスケをしないことを心に誓う陽一だったが、編入先の多田野高校で弱小バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することになる。

キャプテンの矢島ら個性的なチームメイトたちに囲まれ、バスケの楽しさを思い出していく陽一。そしてついにウィンターカップを迎え、因縁のライバル・白瑞に挑むことになる。

ウイキペディアによると、古沢健さんは1972年東京都生まれ、早稲田大学高等学院から映画美学校を経て早稲田大学第一文学部を卒業、大学時代より8ミリ映画を撮りはじめ、1997年に「ホーム・スィート・ムービー(home sweet movie)」で、「ぴあフィルムフェスティバル」に入選、PFFアワード1997ワウワウ(WOWOW)賞(脚本賞)を受賞した。
同年に映画美学校に入学し、1998年に「怯える」がフランス・クレルモンフェラン国際短編映画祭の招待作品となる。現在、母校の映画美学校で講師を務めている。

チケットはチケットぴあを通じて最速抽選、プレミアムを受付中で、10月25日11時締め切り、先行抽選販売も受付中で26日11時締め切り。27日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。

注:「古沢健」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。