ガレリア銀座で多摩美出身展、第3弾が本部希、更級真梨子

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【銀座新聞ニュース=2013年3月10日】ガレリア・グラフィカ(中央区銀座6-13-4、銀座S2ビル2階、03-5550-1335)は3月11日から16日まで1階ビス(bis)で本部希さん、更級真梨子さんによる2人展を開催する。

ガレリア・グラフィカで3月11日から16日まで開催される本部希さんと更級真梨子さんの2人展に展示される更級真梨子さんの「かぜにのって」(2012年、水性・油性混合木版)。

2月25日から3月16日まで3週にわたって、多摩美術大学を2012年3月に卒業した5人が版画と油彩画を出品する。第1弾の岡田育美(おかだ・いくみ)さんと堀内萌(ほりうち・もえ)さん、第2弾の西山瑠依(にしやま・るい)さんに続いて、本部希(もとべ・のぞみ)さんと更級真梨子(さらしな・まりこ)さんが出展する。

本部希さんは「描いている人物は他人であり、自分の心のなかの人物でもある。いつも見ている人や自分の一瞬の表情を捉えて描」いていきたいとしている。更級真梨子さんは「日々の生活の中で心に残る何気ない会話や、忘れたくないものをメモするように作品にして」おり、「「今」というものは次々と移り変わり、もう二度と訪れないものです。そういうものを大切にしていきたいと思っています」と述べている。

本部希さんは1990年神奈川県生まれ、2012年に多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻を卒業、現在、同大学大学院美術研究科版画領域に在籍している。2012年に第62回モダンアート展に入選、市民公募「夢美エンナーレ」に入選している。

更級真梨子さんは1989年長野県生まれ、2012年に多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻を卒業、現在、同大学大学院美術研究科版画領域に在籍している。2011年に第5回山本鼎(やまもと・かなえ)版画大賞展に入選、第80回日本版画協会展A部門入選、市民公募「夢美エンナーレ」に入選している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)まで、日曜日、祝日は休廊。入場は無料。