丸善日本橋で海野ちなみ展、グラスデコで描く

【銀座新聞ニュース=2024年6月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は6月19日から25日まで3階スパインスペースで海野ちなみさんによる個展を開く。

丸善・日本橋店で6月19日から25日まで開かれる「グラスデコアート 海野ちなみ展」に出品される作品。

のり、接着剤の大手メーカー、ヤマト(中央区日本橋大伝馬町9-10、03-3662-7031)が協賛している、ガラス絵具「グラスデコ」を使って描く海野(うんの)ちなみさんが絵、ライト、アクセサリー、すべてに色彩にこだわって制作した作品を展示する。

ヤマトによると、「グラスデコ」はのりと絵の具が合体した、乾くとステンドグラスに似たカラフルで透明感のあるシールになるクリアカラー絵の具で、一般には「ガラス絵具」とも呼ばれている。

海野ちなみさんらによると、弾力性があって、シールのようにはがして使うことができ、乾燥すると透明になるだけではなく、水に強くツヤがある仕上がりになる。

海野ちなみさんは2016年に東京デザイン専門学校を卒業する際に、「グラスデコ」を使って大作を制作、理事長賞を受賞したことから、「グラスデコ」による作品を描き、アート活動の軸は「笑顔」とし、「日常のほんのひとときに生まれる小さな光がアートのもたらす価値のひとつ」としている。

海野ちなみさんは2016年に東京デザイン専門学校を卒業、在学時の2014年に第100回二科展デザイン部C部門で入選(2015年に第101回のデザイン部B部門入選、2016年に第102回デザイン部B部門入選、2017年に第102回デザイン部A部門入選、2018年に第103回デザイン部D部門入選)、2017年よりヤマト公認のアーティストとして活動を開始し、2018年に日本橋アートモールで初個展、その後、百貨店やギャラリーを中心に展示会を開いている。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)、入場は無料。