【銀座新聞ニュース=2024年6月21日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は6月22から7月21日までカネコアツシさんによる原画展「side-B『アンコントローラボー』」を開く。
マンガ家で、イラストレーターのカネコアツシ(兼子篤)さんがヴァニラ画廊で2018年以来2度目の原画展を開く。これまで手掛けてきたマンガ作品の原画にフォーカスし、アナログ原稿の初期短編作品、連載作品の数々や、デジタル作画で描く最新作「EVOL(イーヴォー)」まで、第1回目の個展とは異なるこれまで手掛けてきた作品を幅広く展示する。
また、緻密な物語の鍵を秘めた設定画や、制作やプロットの礎となる「マインドマップ」なども展示し、カネコアツシさんの作品の根幹を探るとしている。
会場では個展のための描き下ろし作品、原画の販売、展覧会オリジナルグッズの販売、2023年に配信がスタートした「DMM TV」のオリジナルドラマ「EVOL」で使用した衣装や小道具なども展示する。
ウイキペディアによると、カネコアツシさん(兼子篤)さんは1966年山形県酒田市生まれ、専修大学経済学部経済学科を卒業、1988年に「Ratty gets new way(ラティ・ゲッツ・ニュー・ウエイ)」により「ビッグコミックスピリッツ」新人賞で佳作入選、1990年にアフタヌーン四季賞冬で準入選、筆ペンを使った独特のタッチで、マンガを中心としてCDジャケットのデザイン、イラストの仕事など幅広く活躍している。
「B.Q.」シリーズのうちの1作が映像化され、1998年から2001年にかけて「BAMBi(バンビ)」全6巻を刊行し、映画化が発表されている。2005年には、初めて映画監督、脚本を務めた「蟲」(江戸川乱歩、1894-1965=原作)を含むオムニバス映画「乱歩地獄」が上映されている。
最新作は手塚治虫(1928-1989)のマンガ「どろろ」へのトリビュート作品「サーチアンドデストロイ」(マイクロマガジン社「テヅコミ」に連載中)で、2014年に「Wet Moon(ウエットムーン)」がフランスBD批評家協会賞2014アジア部門グランプリ、「SOIL(ソイル)」が「サンマロ文学祭GRAND PRIX DE L’IMAGINAIRE(グランプリ・ドゥ・リマージナール)」マンガ部門でグランプリ、2015年に「デスコ」が文化庁メディア芸術祭2015審査委員推薦作品に選ばれている。現在、「EVOL」を月刊コミックビームで連載しており、DMM TVにて「EVOL」を実写ドラマとして配信している。
29日17時30分から19時30分までカネコアツシさんと光宗(みつむね)薫さんによるトークイベントを開く。対談形式で作品や制作について語りあい、事前に来場者から質問を募集し、2人が回答する。
光宗薫さんは1993年愛媛県生まれ、大阪府育ち、2011年12月にAKB48劇場で開かれた「AKB48 6周年記念公演」で「AKB48」13期生として披露された一方で、独学で絵を描き始め、2012年4月のTBS系「アタル(ATARU)」で連続ドラマに初出演、体調不良により、8月24日から26日の東京ドーム公演を辞退、10月24日に「AKB48」を辞退することを発表し、「AKB48」としての活動は10カ月だった。
2013年9月に「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL(アタル・ザ・ファースト・ラブ&ザ・ラスト・キル)」で女優業を再開、2013年10月に大阪府でボールペン画による個展を開いた。
2014年4月に芸能事務所に所属し、芸能活動を再開し、同年9月に「東京ランウェイ2014 SPRING/SUMMER」にモデルとして出演、2015年2月にも「東京ランウェイ2015 S/S」にモデルとして出演した。しかし、2017年9月に10月から芸能活動を休止することを発表した。
2015年9月からTBSの「プレバト!!」に出演し、2023年12月時点で、水彩画名人10段、色鉛筆特待生3級、トーストアート特待生5級、黒板アート特待生5級、ストーンアート特待生5級となっている。
開場時間は12時から19時(土・日曜日・最終日17時)で、入場料は予約で800円、当日が1000円。無休。チケット制で、ヴァニラ画廊HP上のチケットページから予約する。当日券はオンラインチケットの空きがある場合のみ販売します。 ご入場はオンラインチケットをお持ちの方をご優先いたします。returns)を通じて予約する。トークイベントは3000円。すでに、申し込みは締め切られている。