ヴァニラで田島昭宇原画展、35周年画集刊行記念、サイン会も

【銀座新聞ニュース=2021年11月28日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は11月29日から12月12日まで田島昭宇さんによる「画業35周年記念展『冬暮れの金星』」を開く。

ヴァニラ画廊で11月29日から12月12日まで開かれる田島昭宇さんの「画業35周年記念展」のフライヤー。

マンガ家、イラストレーターの田島昭宇さんが11月30日に画業35周年記念画集「冬暮れの金星」(3800円)を刊行したのを記念して、原画を展示する。また、直筆ラフ画、複製原画、オリジナルグッズ、35周年記念グッズも販売する。

さらに、オリジナル作品「プラネタリウムの天使」をフィーチャーし、描き下ろしマンガを含む「プラネタリウムの天使」同人誌の刊行も予定している。

「冬暮れの金星」は、2000年から2004年まで幻冬舎より刊行された幻冬舎文庫「トップラン」と「トップランド」シリーズのカバーイラスト、2005年より2008年まで同社より刊行の「パピルス」において連載されたイラストエッセイ「FUCK THE WORLD(ファック・ザ・ワールド)」シリーズの全作品を網羅しており、すべての作品に著者によるコメント、解説が掲載されている。

田島昭宇さんは1966年埼玉県生まれ、本郷高校デザイン科を卒業、徳間書店にいた大塚英志さんと出会い、「アワ・タイム」(プチ・アップルパイ)でデビューし、藤原カムイさんらのアシスタントを経て、原作の大塚英志さんと組んで「魍魎戦記マダラ(MADARA)」の作画を担当し、浅田弘幸さん、小畑健さんと「水瓶3」を結成し、ロックミュージックファンで知られている。

2021年4月にデビュー35周年を記念して、1990年代から2000年代にかけて描かれた単行本未収録の短編が収録された「田島昭宇画業35周年作品集『Baby Baby』」を刊行し、35周年記念第2弾として「冬暮れの金星」を刊行した。

12月4日に田島昭宇さんによるサイン会を開く。事前にライブポケッを通じて予約するが、すでに締め切っている。また、予約しても、当日、会場で書籍、グッズを2000円(税抜)以上購入する必要がある。入場料は不要。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、最終日は17時)で、期間中、無休。入場料は800円。入場に際してはマスク着用、検温などがある。時間指定有のチケット制で、定員制で1時間単位で入れ替えとなる。ライブポケット(https://t.livepocket.jp/t/double?sort=0)を通じて予約する。