丸善丸の内で「人形と絵」展、雲母りほ、kochi、青扇、maikoら

【銀座新聞ニュース=2024年3月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は3月13日から19日まで4階ギャラリーで「第7回人形と絵の『春』」展を開く。

丸善・丸の内本店で3月13日から19日まで開かれる「第7回人形と絵の『春』」に出品される鈴木ゆきよさんの人形「木蓮」。

人形の専門店「ぼらん・どぉる」(板橋区桜川3-14-4、03-6780-0338)を運営するドルスバラードが主催する「人形と絵の『春』」展で、日本の作家約54人(組)が創作人形、フィギュア、絵画などの作品を展示販売する。

今回、出品するのは、青の羊さん、ayaguma(アヤグマ)さん、今井亜樹さん、ウエノミホコさん、植田茉莉子さん、上渕(うえぶち)翔さん、小畑すみれさん、影山多栄子さん、喜藤(きとう)敦子さん、雲母(きら)りほさん、くりさん。

くるはらきみさん、黒木こずゑさん、小暮千尋さん、kochi(コチ)さん、こみねゆらさん、紗矢香さん、柴田貴史さん、鈴木ゆきよさん、せいこさん、青扇(せいさん)さん、せきぐちよしみさん。

高田美苗さん、田中アユミさん、田中早苗さん、ちゃおさん、戸井田しづこさん、鳥居椿さん、豊永侑希さん、中井柘榴(ざくろ)さん、長瀬萬純さん、永井健一さん、永見由子さん。

丹羽起史(たつふみ)さん、Noe/高橋野枝さん、萩原まさえさん、坂東可菜さん、日香里さん、藤本晶子さん、保坂有美さん、maiko(マイコ)さん、マキシムさん、松田珠江さん、マツモトヒラコさん。

まなさん、水樹尚子さん、三谷拓也さん、宮本香那さん、森馨さん、森下ことりさん、山吉由利子さん、吉水たか代さん、吉村眸(ひとみ)さん、ヨルさん。

同じく出品される日香里さんの絵画「The other me(アザー・ミー)」。

ウイキペディアによると、「人形」は狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。古来、人形は子どもの遊び道具として与えられ、使用された。日本各地に現在も存在する「郷土人形」は幼い子どものおもちゃとして大切にされた。

日本では主に木製や土製の素材に胡粉などで着彩をした人形が多いが、工芸品として精巧に作られた物もあり、戦後からは美術品として扱われる郷土人形もある。江戸時代に普及した女児向けの人形に「姉様人形」がある。和紙と千代紙で造られた素朴だが優雅な人形は、裕福な武家や商家の子女に大切にされた。

また、古代では、人形は他人に呪いをかけるための呪詛の道具や、人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる対象物として使われた。前者の例としてはわら人形やブードゥー教の泥人形、後者の例では和紙の流し雛などが挙げられる。

後者のうち、現代でも神道の大祓(おおはらえ)などで用いられる和紙のものは、通常同じ字で「ひとがた」と呼び分けたり、「形代」(かたしろ)と称したりする。他にも、山車人形のように神などをかたどった人形が象徴として飾られる祭もある。

開場時間は9時から21時(最終日は15時)まで。入場は無料。購入希望者は3月13日10時より購入整理券を抽選で配布する。一部の作品については抽選販売方式とし、16日まで受け付ける。14日11時から電話による申し込みも受け付ける。16日締め切りの作家は、ウエノミホコさん、kochさん、田中早苗さん、萩原まさえさん、坂東可菜さん、水樹尚子さん、森下ことりさん。