丸善日本橋で江口智己、貫井美保子ら「ハレの日の器」展

【銀座新聞ニュース=2024年3月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月13日から19日まで3階ギャラリー特設会場で江口智己さんらによる「ハレの日のうつわ」展を開く。

丸善・日本橋店で3月13日から19日まで開かれる「ハレの日のうつわ」展のフライヤー。

「ハレ(特別な日)」と「ケ(日常)」という表現があるが、日常を無事に過ごすためにも「ハレの日」があり、そんなひとときを共に過ごす器を江口智己さん、鈴木しのぶさん、貫井(ぬくい)美保子さん、「陶工房 扇屋」(神奈川県鎌倉市)を主宰する渡辺信史(しんじ)さんの4人の作家が出品する。

江口智己さんは1971年東京都生まれ、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科を中退、1995年に愛知県瀬戸市の窯元「霞仙陶苑」に入社、1999年に瀬戸にて独立し、2003年から千葉県富津市で制作している。

鈴木しのぶさんは新潟県十日町市生まれ、1992年にアメリカのアイオワ州ノースウェスタン大学美術専攻を卒業、同年にパッケージ会社に勤務し、1996年に愛知県立窯業高等技術専門校デザイン科を修了、1998年に愛知県立窯業高等学校陶芸専攻科を卒業、1999年から2年間、中米のエルサルバドルに滞在し、陶芸指導(JOCV)をし、2005年から栃木県宇都宮市で作陶している。

貫井美保子さんは東京都文京区生まれ、2001年に愛知県立窯業高等技術専門校を卒業、瀬戸市に「工房聖窯」を構えて制作している。

渡辺信史さんは千葉県我孫子市生まれ、1997年に武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン専攻科陶器コースを卒業、1997年に「九つ井 陶郷(ここのついど すえのさと)」(神奈川県)の陶器の制作スタッフとして入社、2006年に独立、「陶工房 扇屋」(神奈川県鎌倉市)を主宰し、現在、駒沢女子大学非常勤講師。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。入場は無料。