TCS24、銀座、有楽町等10カ所でファッション、デザインのイベント

(TCS24について、銀座、有楽町、丸之内、日本橋の主なイベントを書きます)
【銀座新聞ニュース=2024年3月14日】東京クリエイティブサロン実行委員会(事務局・日本アパレル・ファッション産業協会、中央区日本橋2-8-6、太陽生命ひまわり日本橋ビル、03-3275-0681)は3月14日から24日まで丸の内、日本橋、銀座、有楽町などで「東京クリエイティブサロン2024(Tokyo Creative Salon 2024、TCS24)」を開く。

3月15日から24日まで開かれる「東京クリエイティブサロン2024(Tokyo Creative Salon 2024、TCS24)」の昨年の様子をまとめたフライヤー。

「東京クリエイティブサロン」は2020年から丸の内、日本橋、銀座、有楽町、渋谷、原宿、など複数のエリアで、3月の桜が咲く時期にファッションウィークとデザインウィークが同時に開かれる「クリエイティブの祭典」で、民間企業と地域と行政が連携し、東京を世界一のクリエイティブな都市にすることをめざしている。5回目となる2024年は丸の内、日本橋、銀座、有楽町、赤坂、渋谷、原宿、羽田、六本木、新宿の10カ所でさまざまなイベントを開く。

この間の来場者数は全体で150万人を想定しており、イベントなどに参加するアーティストが100人以上としている。

銀座では15日から24日まで各店舗の「ショーウインドウ」や店舗の壁面が、「桜」が咲く「Dressed by blossoms(ドレスド・バイ・ブロッサム)」をテーマにしたグラフィックで飾られる。

会期中、GINZA SIX4階で台湾のDemos Chiang(蒋友拍、デモス・チャン)さんと松葉屋の「TRADMAN’S BONSAI(トラッドマンズ・ボンサイ)」がコラボして、「installation art“Endless blossoms”(インスタレーション・アート・エンドレス・ブロッサム)」を展示する。

有楽町では、16日から31日まで、ルミネのパサージュウィンドウにオードリー・フォンドゥカヴ(Audrey Fondecave)さんの作品を展示する。

19日から24日まで阪急メンズ東京エントランス付近でエールフランス航空が創立90周年記念としてスペシャルドレスを展示する。エールフランス航空は、パイロット、客室乗務員、グランドスタッフ、整備士の制服を当初より、クリスチャン・ディオール(Christian Dior、1905-1957)、クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga Eizaguirre、1895-1972)、クリスチャン・ラクロワ((Christian Lacroix、1951年生まれ)さんらのデザイナーが手がけている。

銀座では15日から24日まで各店舗の「ショーウインドウ」や店舗の壁面を「桜」が咲く「Dressed by blossoms(ドレスド・バイ・ブロッサム)」をテーマにしたグラフィックで飾られている。

今回はそのモードの歴史を辿るユニフォームコレクションをランウェイで披露する。また、グザヴィエ・ロンゼ(Xavier Ronze)さんが90周年のために制作監修したドレスを、フランス国外で初めて展示する。

有楽町で13日から19日まで有楽町マリオンのセンターモールで東京の「SUBLATIONS(サブレイション)」と「TENDER PERSON(テンダーパースン)」、台湾・台北の「Seivson」と「(A)crypsis(クリプシス)」、韓国ソウルの「SURGERY(サージェリー)」が参加して共創イベントを開く。

また、有楽町では、阪急メンズ東京とルミネ有楽町が共同でイベントを開く。
16日14時から17時20分まで有楽町マリオンのセンターモールでスペシャルトークイベントなどを開く。

14時からオープニングセレモニーを開く。14時15分から14時30分まで俳優の笠松将さんとモデルの今宿麻美さんによる「東京の“クリエイティブ”」について語り合うトークショーを開く。MCはタレントの三原勇希さん。

14時45分からフランス人アーティストのオードリー・フォンドゥカヴ(Audrey Fondecave)さんと作曲家の阿部海太郎さんがコラボしてライブペインティングを行う。

15時5分から25分間、男性の「アンダーウェアショー」を開く。紹介されたアンダーウェアは阪急メンズ東京地下1階で購入できる。

15時35分から25分間、プロダンスリーグの「D.LEAGUE」で活躍する「LIFULL ALT-RHYTHM(ライフル アルトリズム)」がプレミアムダンスパフォーマンスを披露する。

16時5分から25分間、東京の「SUBLATIONS(サブレーションズ)」と「TENDER PERSON(テンダーパースン)」、台湾・台北の「Seivson(セイヴソン)」と「(A)crypsis(エイ・クライプシス)」、韓国ソウルの「SURGERY(サージェリー)」の5ブランドによる共創型ファッションショーを開く。

16時40分から17時5分までソウルバンド「WONK(ウォンク)」がミニライブを開く。

20日にエールフランス航空が有楽町マリオン・センターモールで「90年にわたるエレガンス」と題したファッションショーを開く。

丸の内では、15日から17日に丸ビル1階マルキューブで「NEW VINTAGE WORKSHOP(ニュービンテージワークショップ)」を開く。日本全国の古着回収箱から集められた、まだ着られる古着約1000着を陳列し、その中から選んで好きな古着や参加者が持参した古着に、中島イドリさんら5人のクリエイターが制作したイラストをプリントして、新たな価値を加えるリメイクワークショップで、会場内ではシルクスクリーンプリントできる体験を実施する。実際にプリントされた商品は持ち帰ることができる。参加は無料だが、1日324人まで。11時から20時まで。

日本橋では、15日から31日までCOREDO室町テラス大屋根広場で、日本橋の布文化から発想して制作した桜柄のアートテキスタイル「SAKURA TEXITLE(サクラ・テキスタイル)」のシートをベースとした、人々が憩える場所として「SAKURA TEXTILE PARK」を設置する。

16日と17日の12時、15時、17時から15分ずつ、江戸桜通り地下歩道でSAKURA TEXTILE(サクラ・テキスタイル)がトヨシマクリエーションラボでデジタルファッションショーを開く。

同じく日本橋で、NPO日本わふく文化協議会が20日13時、15時、18時から20分ずつ、日本橋仲通りで「SAKURA COLOR(サクラ・カラー)」と題した「わふく」のファッションショーを開く。3ステージすべてで異なる色のわふくで演出する。

東京クリエイティブサロン実行委員会の実行委員長は廣内武さん(オンワードホールディングス名誉会長)、副会長が大西洋さん(元三越伊勢丹ホールディングス社長、現日本空港ビルデング副社長)、顧問が清原雅文さん(元オンワード樫山常務、元昭和西川社長)。

東京クリエイティブサロン日本橋実行委員会代表企業が三井不動産、高島屋、丸の内ファッションウィーク実行委員会代表企業が三菱地所、東京クリエイティブサロン銀座エリア実行委員会代表企業が松屋、有楽町ファッションウィーク実行委員会代表企業が阪急阪神百貨店、ルミネ。

ほかの東京クリエイティブサロン赤坂エリア実行委員会代表企業がTBSホールディングス、渋谷ファッションウイーク実行委員会代表企業が東急、東京クリエイティブサロン原宿エリア実行委員会代表企業が東急不動産、東京クリエイティブサロン羽田エリア実行委員会代表企業が日本空港ビルデング、東京クリエイティブサロン六本木エリア実行委員会代表企業が東京ミッドタウンマネジメント、東京クリエイティブサロン新宿エリア実行委員会代表企業が高島屋。

統括クリエイティブディレクターは「アブストラクトエンジン」の齋藤精一さん、統括共創ディレクターが浜野良太さんが務めている。ファッション統括ディレクターは「ワンオー」代表取締役の松井智則さん、エリア統括クリエイティブディレクターが東急エージェンシーの田中ヒロさん。

ほかのエリアなど詳細は東京クリエイティブサロン2024(https://tokyo-creativesalon.com/events/?category=fashion)を参照。