大丸松坂屋画廊で戸泉恵徳、藤本明洋、宮間夕子ら「変幻自在」展

【銀座新聞ニュース=2024年4月10日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は4月11日から17日まで「ever-changingー立体グループ展」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で4月11日から17日まで開かれる「ever-changing(エバー・チェンジング)-立体グループ展」のフライヤー。上段が左から田島享央己さん、中央と右が野原邦彦さん、下段左から宮間夕子さん、浅野井春奈さん、堀川由梨佳さん。

彫刻家の浅野井春奈さんをはじめ、8人の彫刻、立体作品のアーティストが木、石、樹脂などさまざまな素材を用いて、変幻自在(ever-changing、エバー・チェンジング)に形を作り上げ、それぞれの素材の特徴や特性を持ち、唯一無二の表現を模索している。

今回は、立体作品ならではの造形、素材の面白さを思う存分に活用し、変幻自在でフレームにとらわれない自由に表現した作品を展示する。。

今回、出品するのは浅野井春奈さん、田島享央己(たかおき)さん、戸泉恵徳(といずみ・けいとく)さん、野原邦彦さん、藤本明洋さん、堀川由梨佳さん、宮間夕子さん、Yuta okuda(奥田雄太)さん。

浅野井春奈さんは1990年東京都生まれ、2012年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業、2014年に同大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を修了した。2012年に「芸大アーツイン東京丸の内」で三菱地所賞を受賞、「第7回アトリエの末裔あるいは未来」(旧平櫛田中=ひらくし・でんちゅう、1872-1979=邸)に毎年出品している。

田島享央己さんは1973年千葉県生まれ、2000年に愛知県立芸術大学美術学部彫刻科を卒業、1999年に国際瀧冨士美術賞を受賞、2009年に北の動物大賞展で大賞、2014年に第78回新制作展で新作家賞(2016年に新作家賞)を受賞している。

戸泉恵徳さんは1979年大阪府生まれ、2004年に東京造形大学美術学部絵画科を卒業、2013年に第9回世界絵画大賞展協賛社賞、2015年にFACE展2015損保ジャパン日本興亜美術賞展で入選している。

野原邦彦さんは1982年北海道恵庭市生まれ、2005年に広島市立大学芸術学部を卒業、2007年に広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻を修了、2005年に第90回二科展で入選、特選(2007年、2009年に入選)、2006年に第11回日本文化藝術奨学金を取得、2007年に広島市立大学芸術学部・修了作品展でプリラジュネス賞、2020年にチョコレートでのコラボレーション作品を展示(Ginxa Six)している。

藤本明洋さんは1973年埼玉県生まれ、2003年に明星大学日本文化学部生活芸術学科を卒業、在学中の2002年に「第2回アート・ミーツ・アーキテクチャーコンペティション」で最優秀賞、2003年に明星大学「卒業制作展」で優秀賞、2003年から籔内佐斗司さんのアシスタント(2013年まで)、2004年に「第54回埼玉県美術展覧会」で埼玉県知事賞、2005年に「第12回木彫フォークアート・おおや」で実行委員会特別賞などを受賞している。

堀川由梨佳さんは1988年兵庫県神戸市生まれ、2011年に京都精華大学芸術学部造形学科洋画を卒業、2014年にグラナダ賞を受賞、同年にオーディエンス賞2位、2015年にターナー色彩株式会社のアンバサダーに就任している。

宮間夕子さんは1987年神奈川県生まれ、2010年に横浜美術短期大学を卒業、卒業制作で準短大賞、2011年に第47回神奈川県美術展で入選、2012年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、卒業時に卒業制作で優秀賞、2012年に上野の森美術館大賞展で入選、2013年にトーキョーワンダーウォールで入選している。

Yuta okudaさんは1987年愛知県犬山市生まれ、2010年に英国のISTITUTO MARANGONI(インスティチュート・マランゴーニ)ファッションデザインコースを卒業、2012年に「TAKEO KIKUCHI(タケオ・キクチ)」でファッションデザイナーとして勤務、2016年に退社し、アーティスト「yutaokuda」として活動している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。