「22世紀への指針ー四面楚歌の21世紀を生き延びる方策」を刊行
このたび、銀座新聞ニュース(銀座コミュニケーションズ)は出戸出さんの著書第2弾「22世紀への指針ー四面楚歌の21世紀を生き延びる方策」(税抜き価格1000円)を刊行しました。
今回は2011年から2013年までメルマガに連載したコラムを1冊にまとめ、日本の歴史、最近の複雑な北東アジア情勢を独自の視点からさらに深く分析、解説しています。2013年8月に刊行した「国のリーダーのあり方を問う-21世紀は地獄の世紀、22世紀は日本の世紀」に続く出戸出の第2弾です。前作では民主党政権を中心に日本の政治状況と北東アジアを鋭く分析して、21世紀は中国、朝鮮半島、ロシアとの厳しい状況の中で、日本は有能で世界的に知られた指導者(首相)を選ぶべきだと説きました。
また、オリンピック開催都市の選定過程で、前東京都知事の舌禍事件についても、トルコの関係を重視すべきという観点から、独自の解決策を提案しています。幸い、舌禍事件に関係なく、東京が2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市として選ばれましたが、著者は21世紀を生き延びるにはトルコとの関係が極めて重要と繰り返し語ります。
さらに、誰もが語らない北朝鮮が「潜在原爆保有国」であることに触れ、もし、南北朝鮮の統合が実現すると、韓国は自ずと「原爆保有国」となり、国際社会における日本と韓国の立場が逆転する可能性を指摘しています。
20世紀前半の日本の軍事行動を決して忘れない中国、同じく20世紀前半に日本の占領下にあった韓国・北朝鮮、日露戦争で日本に敗北したロシアはいずれも日本を敵対視しており、21世紀の間、日本との摩擦が続くというのが著者の見解です。著者の深い洞察力により、22世紀に向けた北東アジアでの日本の進路の参照となる好著です。
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